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第46回2012衆院選は、いよいよ大詰めを迎えた。序盤情勢は、与党民主党野田政権の上からの反革命解散より旧政権側の自公にフォローの風を吹かせた。基本的にはこの構図が終盤に至っても変わらないまま投票日を迎えることになった。この構図安定化の為か、第3極の未来の党に対する関心を生まさせない為にか、特にテレビで顕著だが前代未聞の報道抑制が続いている。
朝のニュース番組の三羽ガラスの朝ズバが少し触れ、特ダネがかする程度に触れ、モーニングが未だ無報道である。夕方、夜のニュース番組では採り上げているのかも知れないが異例中の異例な不祥事が続いている。当然のことながら恒例の激戦区、接戦区、面白選挙区等を廻る報道さえない。マスコミのこのような報道姿勢が厳しく問われるべきだろう。
だがしかし、そういう報道管制を突き破り、未来の党が着実に支持を広げている。最終盤で当選見込みへと駆け込みそうな気配が認められる。この声がこだまとなるには時間がないが、切迫した時間に合わせて次第に響きつつある。逆にマスコミ鳴り物入りで登場した維新の会は急速に失速し、既に息切れしている。
既に石原と橋下の二人の間のみならず、特に比例での天下り候補の不正を廻って党中央と立候補者間で内紛模様でさえある。マスコミ各社がなお幻想を振りまいているが、本物の未来の党が輝きを増しているのに比してニセモノのメッキが剥げつつある。思えばマスコミは2009総選挙でも人民大衆の選挙熱を冷まそうと躍起になって様々な事件、事故、芸能報道に明け暮れた。こたびも同様のそらし報道を続けている。申し渡しておくが日本人民大衆はそうは馬鹿ではない。既に目くらましの術を見破り未来を見据えている。
残念なことは、未来の党が勝利の方程式までは生み出していない。しかしこれは何も未来派の責任ではない。未来派は、小沢系生活第一党、亀井・山田系新党、河村系減税党、社民の阿部を合同せしめ小選挙区選挙制対応した。しかるに合同すべき余地が十分に考えられる共産、社民が相も変わらず背を向け、それどころか投票分裂を誘う乱立戦略に打って出た。
共産の場合には2009総選挙にも増して選挙区候補を立て相変わらずの唯我独尊に耽っている。度重なる供託金没収を意に介さないこの党の財政の仕組みが解せない。いずれこの仕掛けも検証せねばなるまい。共産、社民の対応は単に党利党略では説明できまい。投票分裂を企図する奥の院の働き掛けがあり、共産、社民の党中央がこれに呼応していると云うことではあるまいか。
この闇こそ指弾されねばなるまい。大阪維新の会、東京石原新党の合同による日本維新の会の役割もそのようなものであり、野党側の投票分裂シナリオに沿うものとして了解すべきであろう。それが証拠に、日本維新の会の石原代表、橋下代表代行の舌鋒は自公民に対してよりも未来の党攻撃の際に激化する。
推して知るべしであろう。みんなの党は、大阪維新の会との共闘に失敗し、且つ未来の党とのそれをも拒否し共産、社民並の単党主義を貫いた。吉と出るか凶と出るか分からないが渡辺代表の責任が重い。そういう結果として、旧政権派の自公大勝の構図となっている。これを突き崩すには我々の投票一揆しかない。2009衆院選の投票一揆は民主党フォローに向かった。2012総選挙では未来の党に向かう。
今のところ爆発的なうねりにまでは至っていないが恐らく最終盤で未来の党へとなだれ込むことになるのだろう。その結果、未来の党の中核である小沢派が日本政治の一角に引き続き橋頭保を築くものと思われる。2009政権交代は当たり前の政治に戻す元年と為すべきところ、なり損ねた。その宿題を果たすべく未完の挑戦に向かうことになるだろう。
以上の判断に従い2012衆院選の最終局面のれんだいこ予想をしておく。選挙区比例区総合で自民230(←118)、未来100(←)、民主60(←62)、維新30(←11)、公明15(←21)、みんな25(←8)議席前後が予想される。小政党は、大地6(←3)共産5(←3)、社民5(←3)、日本1(←1)、国民新0(←2)、改革0(←0)、無所属3(←10)議席見当が予想される。
自民、未来、大地が大健闘したことになる。相関関係的には未来の議席が減ずれば自民に加算される。自民の議席が減ずれば民主か維新に加算される。自民の大勝の原因は、小沢派を欠いた民主候補者のタマが悪過ぎることにある。興味深いことは、民主党内に残存した親小沢系候補に限って善戦していることである。菅、野田派は閣僚級を除き全滅するように思われる。
この予想が当るか当らないか。当るも八卦当たらぬも八卦となる。その意味では参考でしかない。脱原発ベクトルが大きく働くとして未来100議席を予想したれんだいこ評が胸を張ることになるのか恥をかくことになるのか。マスコミ各社の意図的故意の自公+維新誘導報道よりは正確ではなかろうかと自負している。さあて、16日には早朝に連れ合いをけしかけ投票に行き、夜にはテレビ漬けとなってみよう。
http://08120715.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-4711.html
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