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衆院選、首都に衝撃予測 自民が制圧 民主、維新は… 角谷浩一氏分析
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121213/plt1212131826009-n1.htm
2012.12.13 ZAKZAK
12・16衆院選は最終盤に突入した。首都・東京は無党派層が最多とされ、各党・各候補とも支持拡大にしのぎを削っている。25ある小選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリストの角谷浩一氏が分析したところ、自民党19、民主党4、公明党1、みんなの党1となり、日本維新の会(維新)と、日本未来の党(未来)は全滅。比例代表(17議席)では、自民党7、民主党3、維新2、公明党2、未来1、共産党1、みんな1となった。民主党や維新の幹部級が、比例復活すら危うい瀬戸際に立っていた。
「都市部で強いことが最大の武器だった民主党が、3年半の大失政で落ちた。維新や未来の第3極は、公示前後のドタバタ劇が響き、期待が失望に変わった。争点が『消費税増税の可否』や『脱原発』ではなく、政権担当能力の有無になり、消去法として自民党が有利になっている」
角谷氏は東京の最新情勢を、こう解説した。
自民党、民主党、未来、維新などから9人が乱立した1区は、自民党新人が頭1つ抜けた。序盤では、自民党が与謝野馨元財務相の復党を拒んだことで動きが鈍かったが、巻き返した。海江田万里元経産相は「やや劣勢」だ。
3区では、松原仁前拉致担当相、5区では、野田佳彦首相側近の手塚仁雄元首相補佐官、6区では、小宮山洋子前厚労相という民主党大物が、前回衆院選で落選した自民党元職と激突し、「やや劣勢」を強いられている。
角谷氏は「松原氏は、期待された拉致担当相として実績が残せなかったのが痛い。手塚氏は、野田首相が7日に応援に入る予定だったが、北朝鮮のミサイル発射予告で中止となった。運もない。小宮山氏は、厚労相として消費税増税を推進し、有権者の厳しい視線にさらされている」と分析した。
7区では、民主党の長妻昭元厚労相が「当選圏内」に入ったが、8区から14区は、報道各社の世論調査で、自民、公明両党が独走し、安定した戦いをしている。無所属で出馬した俳優の山本太郎氏(8区)、小沢一郎氏の元私設秘書で「小沢ガールズ」といわれた未来の青木愛氏(12区)は、厳しい選挙戦となっている。
15区は、都内最激戦区だ。小沢氏の側近、未来の東祥三氏に対し、民主党は、かつて小沢氏に近かった田中美絵子氏を「刺客」として送り込んだ。角谷氏は「地元育ちで、『3年連続、国会質問回数1位』という称号を持つ、みんなの党の柿沢未途氏が幅広く浸透し、自民党の秋元司氏が猛追している。田中、東両氏はもともと目減りしていた民主党支持層を食い合って、共倒れの危機だ」と話した。
18区では、東日本大震災や福島第1原発事故での、ひどい対応を指摘された民主党の菅直人前首相が、武蔵野市長を6期22年務めた自民党の土屋正忠氏を前に「やや劣勢」だ。菅氏は「原発ゼロ」というパネルを張ったビールケースの上に立って街頭演説するが、聴衆はまばらという。
政府関係者は「菅氏がダブルスコアで負けているという調査もある」と明かす。菅事務所には、テレビ局から開票日の中継依頼が殺到しているといい、「前首相の落選危機」が全国的な関心事となっている。
一方、維新は、石原慎太郎代表が13年以上も都知事をしていた強みが生きていない。その象徴が19区だ。大阪市特別顧問を務めた前杉並区長の山田宏氏が出馬したが、各種調査ではおおむね3番手だ。21区の元グラビアアイドル、佐々木理江氏も苦戦している。
角谷氏は「大阪市長の橋下徹代表代行が起こす風に、都民はなびいていない。石原氏と橋下氏の政策面でのズレも深刻だ。維新の比例は、前回衆院選で公明党が獲得した2議席程度では。1位が石原氏、2位が石原氏の政治勉強会出身者、3位が山田氏で、小選挙区から出馬した新人候補は4位以下で、かなりハードルが高い。この不公平感は衆院選後、問題になる。維新分裂につながりかねない」と話した。
まさかの大逆転はあるのか。
東京16区以降
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20121213/plt1212131826009-p2.htm
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