http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/875.html
Tweet |
http://mainichi.jp/select/news/20121213ddm001030035000c.html
【記事】
北朝鮮が北西部・東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場から発射した「人工衛星」と称する事実上の長距離弾道ミサイルについて、米韓両政府は12日、3段目の搭載物が地球の周回軌道に到達したとみられると発表した。国連安全保障理事会はニューヨークでの12日午前(日本時間13日未明)の緊急会合で対北朝鮮制裁強化を協議。4月に発射した際の議長声明で再発射に対して「しかるべき行動をとる」と警告しており、日米韓は大幅な制裁強化を主張する。また、日米韓では北朝鮮による3度目の核実験実施への警戒も強まっている。
ミサイルは「テポドン2号」(推定射程約6000キロ)の改良型で3段式とみられる。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は12日午後、「人工衛星」の打ち上げに成功し、地球の両極上空を通る「極軌道を周回している」と報じた。
米加両軍の北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は11日夜(同12日午後)、声明を発表し、2段目を分離した後、3段目のミサイルが「(搭載された)何らかの物体を軌道に到達させたとみられる」と明らかにした。
韓国国防省報道官も12日午後、「1〜3段目は正常に作動した。ミサイルの搭載物はひとまず軌道に進入したように見える」と述べた。
森本敏防衛相は12日午後の記者会見で軌道上を周回しているかの確認は「専門的な分析が必要で、少し時間がかかる」とし、「人工衛星であれば発射される電波の有無について総務省が検討、確認している」と語った。
韓国の聯合ニュースによると、韓国軍はミサイルの射程を米全土に到達可能な1万3000キロ以上と推定。同軍関係者は「1段目の燃焼時間は156秒で、4月に発射された時の130秒より長かった」と指摘した。
韓国の金寛鎮(キムグァンジン)国防相は12日、国会国防委員会で「北朝鮮の意図は大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発で、発射されたのは長距離ミサイルに間違いない」と言明した。ただ、「衛星」については「実質的な衛星の役割をできない非常に初歩的な水準」と指摘した。また、「核実験の準備が相当進んでいる。核とミサイルを連動させており、核実験に踏み切ると十分予想できる」と警戒感を示した。
国連安保理の緊急会合では、日米韓は核・ミサイル開発計画への資金移転防止など大幅な金融制裁強化を目指す方針とみられる。
フランスのアロー国連大使は12日午前(日本時間13日未明)、安保理協議を前に記者団に対し、「可能な限り強い対応が必要」と述べ、決議がふさわしいとの考えを示した。これに先立ち、野田佳彦首相は12日午後、首相官邸で記者団にミサイル発射について「国際社会と連携し、厳しく対応していく」と語った。これに対し、中国の洪磊(こうらい)外務省副報道局長は記者会見で「慎重かつ適切な対応」と制裁強化に慎重な姿勢を見せた。
森本防衛相は12日午後5時21分、北朝鮮のミサイル発射が終わったとして、自衛隊に出していたミサイルの破壊措置命令を解除するよう命じた。【ワシントン白戸圭一、ソウル澤田克己、ニューヨーク草野和彦、朝日弘行】(毎日新聞 2012年12月13日 東京朝刊)
【記事終わり】
NHKを筆頭に「事実上の長距離弾道ミサイル」と言う接頭語を必ず付けて報道している北朝鮮の衛星打ち上げ実験、液体燃料ロケットで人工衛星を打ち上げることなら日本も何十回もやっているが、日本も事実上長距離弾道ミサイルを保持していることになるのだろうか、韓国は失敗ばかりで長距離弾道ミサイルを開発中になるのか。
従来の一般的な認識では液体燃料ロケットは発射直前に燃料注入を行わなければならず発射準備に長時間を要するため兵器としては使い物にならないと言うものだと思うが、何時からこれが兵器と言う認識になったのか説明する義務があるだろう。
さもなければJAXSAも兵器産業に分類されることになるし、他国攻撃用兵器を保持しないとして短距離ミサイルしか装備していない自衛隊は馬鹿みたいではないか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK140掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。