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未来の党 小沢一郎激白 「脱原発デモで日本人は変わった」
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2012/12/12 日刊ゲンダイ :『文殊菩薩(ブログ版)』
新聞の世論調査では厳しい「未来」だが、小沢一郎は自民圧勝に疑問を投げかけている。その根拠のひとつが、3・11以降続く官邸前の脱原発デモだ。政府の言うことを黙って信じていた国民が、自ら立ち上がり、原発に「ノー」を突きっけた。こうした動きはこれまでの日本になかったことだ。彼らの票はどこにいくのか。選挙最終盤のインタビュー第2弾。
◆自民圧勝予測に人きな疑問
「また自民党に戻すというそんな消極的なあきらめを日本人はするだろうか。原発反対のデモを見ても、もう少し積極的に前向きに行動し、判断する習慣が付いてきているんじゃないか」
メディアの「自民圧勝」の予測に小沢はこう疑問を投げかけた。
新聞の世論調査では、まだ4割の有権者が投票先を決めていないし、「原発をやめるべき」は半数を超える。10日には敦賀原発の下に活断層があることがわかり、再稼働がほぼ不可能になった。
あれだけの事故が福島で起きたのだから、日本縛が原発に慎重になるのは当然だ。
未来の党の政策の柱は10年後の「卒原発」。小沢は、2022年の原発全廃を決めているドイツを今年10月、訪問した。
ドイツにできてなぜ、日本にできないのか。
「未来は候補者を120人立てました。なんとかして、その半分の勢力は取りたい。きちんとした良識ある政党で3ケタ欲しい。3ケタを取るのは大変なんだけど、そうすれば国会で存在感が出せる。少しでもこれに近い数字を国民が選んでくれたらいいなと思っています」
一定の勢力を維持できれば、来夏の参院選が面白くなる。自民は参院で過半数を得ていないし、民主党は今度の選挙で惨敗すれば、政党としての基盤を失ってしまう。その時に真の第三極が存在感を持っていることが大事になる。
そうなれば参院選は徹底的にやる。今度は07年の民主党が60議席取った時の改選です。2人区で自、民が議席を分け合うような結果にならない可能性もある。参院で一定の勢力を持てれば、自公の言う通りにはいきません」
「ドイツが脱原発をしたのは福島の事故がキッカケでした。それなのに、当事国の日本では脱原発を明確にしている政党は我々のような小政党しかない。そう話したら、ドイツの環境大臣は驚いていた。日本では政官業に学者やメディアまでが癒着する『原子力マフィア』が大きな力を持っている。ここが、新しいエネルギー転換を阻んでいる。ドイツにもそういう勢力はあるそうです。しかし福島の事故を見て、財界や労組も含め、全国民が一致して脱原発を決めた。たとえ自分の利害に反したとしても、原発をそのままにしておいたら、より大きなマイナスが発生するということを、ドイツ人は合理的に判断したのです。原発を止めれば、電気代が上がるというが、高レベル廃棄物の処理や万が一の事故のコストを考えて、ドイツは合理的に判断したのです」
脱原発のデモを見れば、日本にも合理的で冷静で、主体的に、主体的に政治を変えようという有権者大勢いる。だから、自民圧勝にはならない。「未来にもある程度の票が集まると見ているのだが、ではどれくらい取れるるのか。
◆一定勢力を確保すれば参院選で勝負できる
小沢が目指してきたのは政権交代可能な2大政党の樹立だった。民主党政権の自滅でそれは失敗に終わってしまった今、今後はどうするつもりなのか。
「今でも2大政党制を目指していますよ。だから、この年になって新発をつくって、ガラガラポンして、もう一度やりなおして、と思っている。民主党政権が成功していたら、自民党はいったん、潰れたでしょう。それがいいと思っていた。そのあとに、新しい、健全な自民党的政党が芽生えてくるのがいいと思っていたが、潰れる前に自民党が何も変わらないままよみがえった。民主の責任は極めて重いと思います」
責任といえば、そんな民主党と一緒になって、小沢バッシングを続けた大マスコミもひどいものだ。小沢が無罪になった後も謝罪するわけでもなく、まだ叩いている。
「天が裁きますよ。『お天道様は見ている』。私はこういう主義。夜陰に乗じて悪さをしても朝が来る。白日の下にさらされるのです」
さて、16日の結果はどうなるのか。
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