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2012年12月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆総選挙中盤の12月10日午後2時40分、小沢一郎元代表が、東京都墨田区の押上のスカイツリー前駅前(東京14区)と東京都江東区豊洲駅前(東京15区)に、その「雄姿」を現した。日本未来の党の(東京14区、15区)候補者の応援演説をするためである。
「スカイツリー駅前」は、東京の新名所として登場したばかりで、誠に時宜を得た選択であった。
将帥が姿を現すと、将兵は、たちまちに「奮い立つ」から不思議である。当然スタッフも支持者も奮い立つ。
フランスの英雄・ナポレオンは、トップリーダーとは何かを聞かれて、即座に「夢を配る人」と答えたという。
総帥の下で戦っている将兵、すなわち、総選挙の候補者も、国民有権者から選民と呼ばれて、一国のリーダーとして使命を果たさなくてはならない。
その第一が、何といっても数多くの国民有権者に「夢を配る人」として、未来への夢を配ることである。この意味でも、政治家が国民に「酷税を強いること」は、決して夢を配ることにはならない。むしろ、「悪夢を配ること」になってしまう。
◆この観点から、いまの日本で何が夢になり得るかを問うと、やはり、「生活が良くなること」であろう。要するに「国民の生活が第一」という政策目標である。そのためには「景気浮揚」こそが、具体的政策となる。
逆に「悪夢を配る人」は、国民の生命・身体に害を与える政策は、「原発推進」を唱えたり、自分が生きているかどうか解らない遠い将来のことを力説したりする。
「2030年代に原発ゼロ」などともっともらしい政策目標を掲げているのは、この類である。
また「TPP参加」を唱えて、多くの国民有権者に「不安」を与えている。「米国の戦略」に組み込まれて、食糧支配されてましうのではないかと恐れているのだ。
各党が掲げているそのほかの政策のなかで、「夢を配る」ような政策があるかと言えば、あまり見当たらない。
日本維新の会の橋下徹代表代行が提唱している「国の統治機構の改革」「道州制」「教育委員会制度の廃止」などは、国民有権者には夢を配る政策ではない。
国や地方自治体の「権力者」にとって何が都合がいいかの問題にすぎない。
最悪の夢は、「憲法改正9条」「国防軍創設」「集団的自衛権行使容認」など戦争に導きそうな政策である。
「国会議員の定数是正」「公務員制度改革」なども国民有権者にはどうでもよい政策である。これらの政策からは何の夢もちっとも抱けないからである。
「バラマキ」かどうかは別にして、政治家は、国民有権者に「夢を配る人」として、「バラ色の夢」を見せるべきである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
野田佳彦首相は、大惨敗したとき、果たして議員辞職するだろうか?
◆〔特別情報@〕
民主党大惨敗(100議席以下、80〜50代)となった場合、野田佳彦首相は、責任を取って議員辞職すべきだという声が国民有権者ばかりでなく民主党内から出始めている。果たして、潔く「議員バッチ」を返上するであろうか?
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