http://civilopinions.main.jp/2012/12/1210.html
2012年12月10日　一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

『最高裁の罠』が本日店頭に並べられた。
多くの国民に読んで頂き、司法の崩壊振りを知ってほしいと願う。

原子力専門委員であった武田邦彦中部大教授が『最高裁の罠』を読み、読後感を語った。
http://takedanet.com/2012/12/post_1e0e.html
武田邦彦氏のブログを転載する。

『　司法の崩壊・・・「最高裁の罠」（書籍、本日発売）と下地先生の逮捕

三権分立のもとで司法の主たる役割は何か？　どこに何が書いてあっても、その第一の任務が「権力から国民の権利を守る」ことであるのは間違いない。もともと司法が権力側にいるなら、簡易裁判所ぐらいがあれば良く、最高裁判所のように国の権力に対抗できる力を持つ司法は入らない。

ところが、立て続けに2つのこと、一つは出版、一つは逮捕劇が起こった。

小沢一郎という政治家は口べたなのか、自分のしていることをほとんど話さない。だから「ダダ漏れ」を支持する私としては信頼していないが、それでも「小沢一郎を起訴した警察審査会は開かれていなかった。最高裁事務総局の陰謀だった」という内容の書籍「最高裁の罠」にはビックリした。

私は科学者だが、この書籍は「科学的事実」が書かれていて、政治の本と言えば政治だが、科学書としても立派な内容で事実がしっかり整理されて示されている。日本のメディアがこの事実を取り上げないのは驚きだし、「小沢が好き、嫌い」を超えて最高裁が犯罪を犯すこと自体が日本を揺るがす。

下地先生の逮捕も司法が権力よりであることを十分に計算した警察の動きである。下地先生は大学の教官で、大阪の瓦礫焼却に反対されて抗議文を正当な手続きで大阪府に届けようとし、その経過の中での駅の通行妨害で逮捕された。

さまざまな動画の記録が残っていて、到底、下地先生を逮捕に至るような通行の妨害はない。むしろ行動は冷静で、尊敬すべき立派な先生であることがわかる。

警察は、街頭、または駅頭のような公共のところにおける表現の自由についての制約（届け出でなど）を最大限に生かして逮捕に踏み切ったのだろう。しかし、すべてを超えて国民の表現の自由が大切なことは言うまでも無い。

もし、日本社会がこれほど権力に弱い状態でなければ、我が子の健康を心配する人たちが表現の自由の元に自らの意思を示すことに対して、警察は届けを出したJR西日本より、国民を守るはずだからである。

自由は戦わなければ獲得できないというが、それは精神が劣るヨーロッパのことであって、武士道のもとに誠実と恩を精神的支柱にしている日本でこんなことがあるのは許されることではない。私も何度か鑑定で裁判の実体を見ているが、日本の裁判に正義を期待することはすでに幻想である。

（平成24年12月10日）　　　　　　　武田邦彦　』

コメント
01. 2012年12月10日 22:09:47 : 0FzkUs2on6 この人、本職はブロガーなのでしょうか。 よく大学教授の肩書きで飯を食えているものでございます。
02. siragajiji710 2012年12月10日 22:12:20 : 6dzNJYdrNBev2 : vnuyLA7aDs この人は調子のいい方とお見受けします。 放射能についての発言及び行動など、実際には既得権益側の方ではないですか。
03. 2012年12月10日 22:22:14 : CF2EqxwdoE 常識的な当たり前のことをおっしゃってる、このようなことを改めて発言しなければいけないところに日本が行き着いているということか。 　それにしても「武士道の下に誠実と恩を精神的支柱にしている日本｣なんて過っては存在していたのであろうか。戦時中生まれの人はすごい言葉を所持しているものだ。
04. 2012年12月10日 22:29:28 : n8usGiH2gg ＜日本の裁判に正義を期待することはすでに幻想である。＞ 　 裁判所の現状認識については、おおむね投稿者に同意します。
05. 2012年12月10日 22:45:48 : OxQxnNonD6 01　02　さん キミ達は未だに日本の司法がまともだと思っているのか。 小沢一郎、佐藤栄佐久の裁判についてどう考えているのか。
06. 2012年12月10日 22:55:06 : TKJKeahKkI ●『最高裁の罠』が本日店頭に並べられた。・・・ 　Amazonで予約注文した者ですが、私のところには今日届きました。内容は阿修羅掲示板を読んでいるので分かりますが、ベストセラーになればと思っています。 　確かに、指摘のように科学的検証をもとに記載されており、きわめて説得力があります。さらには、松本清張の推理小説を読んでいるような錯覚を与える衝撃的内容となっています。
07. 2012年12月11日 01:17:50 : 3KXkUGPQZM ●『最高裁の罠』を黙認している最高裁は内容を認めたとみなされる。フランス法セデュア？より。
08. 2012年12月11日 02:24:25 : vIhL7dy7hg 「最高裁の罠」を読みました。司法の劣化が最高裁事務総局によってもたらされたということがよく解りました。そして最高裁裁判官は事務総局により選別された裁判官です。当然今度の選挙での国民審査で１０人の最高裁判所裁判官に✖をつけましょう。
09. 2012年12月11日 04:42:58 : 3jZ2vi9HDK 01,02は同じ人間かどうかしらないが、阿修羅の半分がこのての半キチであることを証明している。
10. 2012年12月11日 10:08:42 : rrhrFN6JLd 01)02)は日本人ではないから日本の司法の事などどうでもよい人間というより畜生か権力の犬。

11. 2012年12月11日 10:12:51 : maxkpWHZCo 風になびく鶏 小沢叩きを示威的にする隠れネオコン
12. 日高見連邦共和国 2012年12月11日 11:07:40 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA 武田教授の“立ち位置”に関しては現在意見保留中。 断片的には“良い事を言っています。 けれど“大局的”には大きな“？”を付けています。 基本的には“あっち側の人”だと思っていますが。 一緒に酒を飲んだら楽しいだろうなぁ〜！
13. 2012年12月11日 19:40:31 : FpcudWesAg 裁判官、検察の権限は国民を守るためのものだという先生の意見は正しい。現実には官僚の守秘義務などの義務や権利が国民を陥れるためにあるような使い方をされている。実にけしからんし犯罪的である。私も今日「最高裁の罠」を読みました。怒りは益々高まっています。良識ある官僚なら少しは浄化作用が残っていて欲しい。
14. 2012年12月11日 20:51:22 : cqSJBv2VOM 12さんの武田教授へのコメントと同じ感想。意見保留中がいつ溶けるのやら。ですね。
15. 2012年12月12日 13:29:29 : il8UW33C8Q ＞小沢一郎という政治家は口べたなのか、自分のしていることをほとんど話さない。だから「ダダ漏れ」を支持する私としては信頼していないが、・・・ 　↑ 人間誰でも個人情報をダダ漏れさせれば、武田のように「バカ丸出し」になる。 小沢一郎に興味もなく情報収集もしないで、マスコミの卑劣な論理で「自分のしていることをほとんど話さない小沢は信頼できない」と語る武田などは、言論人の末席にもおくことができない。 私など、武田が今までに何を話してきたのかサッパリ分からない。 したがって、テレビ芸者の武田など全く信頼していない。 ･･･と同じだろ？ こんな輩を推薦人にする「最高裁の罠」はその程度の本なのですかね？ 阿修羅市民であれば、何が書いてあるかは読まずとも分かっているが・・・。

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