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時事通信 12月8日(土)15時9分配信
衆院選公示を控えた11月29日、復興副大臣を務める民主党の黄川田徹は、岩手県陸前高田市にある仮設住宅を一軒一軒訪ね歩いていた。「早く(仮設住宅から)外に出られるように頑張りますので」。こう声を掛けて回る黄川田に、古くからの支援者が「ここはもう大丈夫だから」と逆に励ます場面もあった。
黄川田は、6月にあった消費増税関連法の衆院採決を棄権。しかし、多くの議員を引き連れて7月に民主党を離れた元代表小沢一郎とは行動を共にせず、党にとどまった。東日本大震災で家族を亡くした黄川田にとって、「復旧・復興を動かしたい」との思いに勝るものはなかった。
「小沢王国」の岩手でも、民主党は県議が大量離党するなどして分裂。小沢は3区に、黄川田の元後援会幹部で旧自由党衆院議員だった菅原喜重郎の次女佐藤奈保美を、対抗馬として擁立。佐藤は小沢とともに、国民の生活が第一から日本未来の党に合流した。
佐藤が最も力を入れて訴えるテーマも、黄川田と同様に「復興」だ。11月30日、遠野市内で開いた集会では、約30人の支持者を前に「(2011年度からの5年間で)19兆円の復興予算のうち、2兆円以上が他のことに使われる。官僚任せの政治が原因だ」と民主党政権批判を展開。小沢の持論である「統治機構改革」に倣い、「官僚制度による無駄をなくさなければ、日本は良くならない」と熱弁を振るった。
佐藤擁立に危機感を強めた黄川田は、自身や系列議員の後援会を徹底して引き締めている。一部に、離反して佐藤陣営に移る動きが見られるためだ。実際、佐藤陣営幹部も「(黄川田支持派の中に)潜在的な小沢信者は相当数いる」と語り、期待を隠さない。
「一から勉強しますという佐藤氏に復興は担えない」(黄川田陣営幹部)。王国の威信を懸け、議席奪取を狙う小沢と、たもとを分かった黄川田の全面対決で、師走の選挙戦はむしろヒートアップしている。
▽岩手3区
橋本 英教45 元議員秘書自 新
菊池 幸夫53 党県役員 共 新
黄川田 徹59 復興副大臣民 前
推(国)
佐藤奈保美46 会社代表 未 新
推(大)
(敬称略)
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