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2012年12月8日 政経徒然草
民主党の主流派と呼ばれる議員達の犯した一番の間違いは「自分たちには政権運営能力がある。小沢の力を借りなくても大丈夫だ。」と大きな勘違いをした点にある。
しかし、そのことを少しも反省していないようだ。
最近の各種世論調査を見ても「民主党中心の連立政権」を期待する有権者は10%以下しかいない。
つまり「民主党は連立相手としての政党」に成り下がったということである。現政権で言えば、国民新党の立場だ。
今回の選挙で投票先を決めていない有権者が50%以上いるという現象が起きている根本的な要因の一つはこの点にある。
「自民党以外に(というか他に選択肢が殆どない。多くの有権者が自民党がいいと思っているわけではないが・・・)政権を任せられる政党が見当たらない。」と考えている有権者多いことが各種の世論調査の結果にも反映されているように思う。(というか投票先を決めていない有権者が50%近く居る状況では傾向として見るのが妥当だろう。)
結論を言えば民主党は「小沢さんを排除した。」ことで政権担当能力も無くしてしまったと言える。
「自業自得」という熟語が今の民主党に最もふさわしい言葉だろう。
その最たるは、小沢排除の代表格であった菅全首相と仙谷氏らが落選の危機に瀕していることだろう。
今、自民党に大勝させないために何が必要かと問われれば、自民党に対抗できる政権担当能力のある連立政権の枠組みを国民に提示することだろう。
そのためには、小沢さんや亀井さんを表にだすことも必要だと思う。
有権者は、経験の浅い議員たちでは政権が運営できないことをここ数年で理解した。
しっかりした政権を運営していくためには、ベテランで官僚組織に睨みがきく政治家が必要であることも理解していると思う。
むしろ小沢さんや亀井さんをうまく表に出し、政権運営能力があることをアピールするのも、ひとつの方法ではないかと思う今日この頃である。
現実に、官僚組織や既得権益層と対等に闘える政治家は小沢さんや亀井さんくらいしか、今の政界を見渡してもいないのだから・・・。
弱点を強みにするという逆転の発想も必要ではないか・・・。
むしろ、それは国民の期待であるのかもしれない・・・。
ここ数日、小沢さんの動向が出てこない。
何かもう一つ仕掛けを考えているのでは?
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