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引用するインタビュー記事の核心的内容は、「森首相から退陣後の総裁選は党員票をオープンにするようお願いがあった。都道府県連幹事長と議論し、各都道府県3票に増やした。最多得票の候補が総取りする方式になった理由は記憶をたどっても答えが出せない。総裁は国会議員で選ぶべきだ。じくじたる思いはある」という部分であろう。
票の操作が行われたどうかはわからないが、選挙制度の改正と田中真紀子さんの“活用”が、小泉首相の誕生につながったことは確かだろう。
しかし、幹事長だった古賀誠氏が、「最多得票の候補が総取りする方式になった理由は記憶をたどっても答えが出せない」というくらいだから、話せないほど“胡散臭い”背景があったということになる。
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人材育成、派閥の役割 元自民幹事長 古賀誠氏
――議員生活で思い出深いことは何ですか。
「幹事長時代の2001年、(低支持率だった)森喜朗首相に(退陣要請を)どう切り出そうかと思いながら首相官邸に伺った。森首相は私の顔を見ると『首相の座に恋々としない』と言われた。さすが長い政治経験のある政治家だと思った」
――自民党総裁選で地方票を増やし、小泉純一郎総裁の誕生につながりました。
「森首相から退陣後の総裁選は党員票をオープンにするようお願いがあった。都道府県連幹事長と議論し、各都道府県3票に増やした。最多得票の候補が総取りする方式になった理由は記憶をたどっても答えが出せない。総裁は国会議員で選ぶべきだ。じくじたる思いはある」
――今年9月の総裁選をどう総括しますか。
「谷垣禎一前総裁は保守本流としての自民党と乖離(かいり)が出てきた。保守本流とはかみ砕くと竹下登元首相が言った『汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう』だ。宏池会で若い人が手を挙げるのが望ましいと思った。岸田文雄さんは少し勉強したいと言ったが、林芳正さんが手を挙げた。次の世代に譲るのも大事な決心だ」
――派閥は重要ですか。
「党内で右や左に寄りすぎるのを抑止するのが派閥の役割だ。人を育てるのも大事な役割で小選挙区制によって政治家が劣化した。派閥の役割は大きくなっている」
[日経新聞12月2日朝刊P.4]
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