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2012/12/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
陸山会事件で「小沢の秘書に裏金1億円を渡した」と証言し、世紀の謀略裁判のきっかけをつくった中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市=会社更生手続き中)。
元秘書らの控訴審裁判でも「裏献金の有無」が焦点になっているが、その水谷建設をめぐって、津地裁で行われている恐喝事件の裁判がすごい展開になっている。創業者兄弟の“壮絶バトル”に発展しているのだ。
問題の裁判は、水谷紀夫前社長(71)が在任中の2010年11月、暴力団幹部らに現金5000万円を脅し取られた事件の公判だ。恐喝容疑で起訴された暴力団幹部ら2人は、前社長と会ったときの様子を隠し撮りし、その写真をネタに「ヤクザと一緒じゃまずいだろう」「会社がつぶれるぞ」と前社長を脅した。
「5日の裁判で、暴力団幹部と一緒に捕まった元建設会社社長の被告から、驚くべき証言が飛び出しました。なんと、彼らのバックにいたのは前社長の実弟、水谷功元会長だというのです。その功から『おまえが写真を撮れ』『満額(8億円)取ったら2億円をよこせ』と指図されたと証言しています」(地元関係者)
もともと、この兄弟は仲が悪い。水谷建設は弟の功が実権を握っていたが、脱税事件で服役中に、兄の紀夫が会社を乗っ取ろうとした経緯がある。
「そして、今回の8億円恐喝です。“平成の政商”といわれた水谷功だけあって、兄弟ゲンカのスケールが違いますが、それにしても暴力団を使って兄を恐喝するとは驚きです」(捜査事情通)
しかし、8億円ものカネは写真1枚で脅し取れる金額じゃない。兄の紀夫は弟にとんでもない弱みでも握られていたのか。つくづく、ウサン臭い連中である。
こんなやつらの証言を鵜呑みにして、検察や大マスコミは小沢一郎を犯罪者扱いしていたのだから、許しがたい話だ。
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