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2012/12/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
シロウト候補者から選挙違反続出か
日を追うごとにボロがどんどん出てくる。新聞テレビが「第三極」と持ち上げる「日本維新の会」のことだ。
「連立で内閣に入ることは考えていない」――松井一郎大阪府知事(日本維新の会幹事長)はきのう(5日)、府庁で行った会見で、こう言い切った。維新の石原慎太郎代表が前日夜のNHK番組で自民党との連立の可能性に言及したことに対し、真っ向から否定したのである。
クルクル変わるのは、幹部の発言内容だけじゃない。衆院選の公約に掲げた「最低賃金制の廃止」に批判が続出するや否やあっという間に撤回。「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」なんてワケの分からない文言に変更した。
代表代行の橋下徹大阪市長は「実行力」を訴えているが、肝心の政策や方針が毎日のように変わっては、有権者は何を信じて投票すればいいのか。新聞テレビがガンガン流している「維新旋風」なんて本当に吹いているのか甚だ疑問だ。
「最近のメディアの世論調査によると、維新は関東以北の小選挙区で1議席も取れそうにない。風が吹いているのは大阪だけだったのです。東日本の集票を期待して手を組んだ石原代表が公示日に大阪で第一声を上げたのも、それが分かったからでしょう」(政治ジャーナリスト)
世まい言を並べるしか能がない石原“人気”を勘違いした橋下の、完全な誤算だ。その橋下も劣勢を知ってピリピリムードだという。
「公示後のツイッターのつぶやきが公職選挙法に触れるのではないか、と指摘されたことにブチ切れていました。番記者が何も聞いていないのに、嘉田未来の党の悪口をベラベラ言っている。記者の間では『ついに橋下も壊れた』なんて声が出ていますよ」(在阪記者)
親分がこの調子じゃあ、子分も選挙どころじゃないだろう。維新の新人候補143人のうち、大半は選挙運動の経験もないシロウト。しかも落下傘だ。本来は党がバックアップして、辻立ちの仕方やあいさつ回り、街頭演説のポイントを教える。しかし、維新の多くの新人は、何から何までひとりでやらなくちゃいけない。公認されながら辞退者が続出したのもうなずける。全国の都道府県警からは、「選挙違反者が何人出るんだ」なんて冗談も漏れているほどだ。
元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこう言う。
「橋下さんは発言のブレが目立つようになってきました。『(未来の党の)卒原発は火星旅行と同じ』というのがいい例です。それなら、大飯原発再稼働問題で、なぜ当初は反対したのか。今の発言を聞いていると、嘉田知事など自分から離れていった昔の仲間に対する恨み節のよう。維新は互いを“利用”しようと集まった個性の強い人たちばかりだから、まとまるはずがありません」
もう空中分解だ。
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