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自公で300議席突破 絶対安定多数の勢い 民主、未来は大苦戦
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121206/plt1212061826008-n1.htm
2012.12.06 ZAKZAK
第46回衆院選(16日投開票)について、報道各社による序盤戦の情勢調査が出そろった。安倍晋三総裁のもとで政権奪還を目指す自民党が単独過半数(241議席)を上回る勢いなのに対し、野田佳彦首相率いる民主党は3年半の大失政のツケか100議席にも達しない惨敗分析が目立つ。第3極では、石原慎太郎代表の日本維新の会(維新)は第3党をうかがい、小沢一郎氏の影響が強い日本未来の党(未来)は大激減しそうだ。
調査通りなら、地滑り的−という言葉がぴったりかもしれない。産経新聞と朝日新聞、読売新聞、日経新聞、共同通信は6日朝刊で、全国の有権者を対象にした情勢・世論調査を報じた。
これらによると、自民党は現時点で「293議席」(共同)、「272議席」(朝日)など、単独過半数どころか、常任委員会の委員の過半数以上を確保できる絶対安定多数(269議席)を上回る勢い。公示前勢力(約120議席)の倍増以上だ。
公明党も「31議席」(朝日)、「21議席確保メド」(日経)などと堅調で、自民、公明両党で300議席を超えそう。解散直後、本紙は「第3極の躍進で自公過半数割れも」と予測したが、日本の経済や外交、安全保障が目に見える危機に直面するなか、有権者は実績のある政権与党による、安定した政治を求めているようだ。第3極が分裂して醜態をさらしていることも大きい。
一方、3年半に及ぶ大失政を見せつけた民主党は、「69議席」(共同)、「81議席」(朝日)など、公示前勢力(約230議席)の3分の1以下の歴史的大惨敗という分析。
「影の宰相」と呼ばれた仙谷由人副代表(徳島1区)が、自民党新人を追いかける展開なうえ、東日本大震災後のひどい対応を指摘されている菅直人前首相(東京18区)や、枝野幸男経産相(埼玉5区)も大苦戦。「民主王国」と呼ばれた北海道や愛知県でも厳しい戦いを強いられている。
第3極は、伸び悩んでいるが、石原代表と橋下徹代表代行(大阪市長)の二枚看板で戦う「維新」は、地元・大阪を中心に強く、「49議席」(朝日)、「46議席」(共同)などと、第3党をうかがう。「比例区では民主党に迫る勢い」(日経)という。
これに対し、滋賀県の嘉田由紀子知事が「卒原発」を掲げて立ち上げ、小沢代表の「国民の生活が第一」が丸ごと合流した「未来」は、公示前勢力(約60議席)を大きく減らし、「14議席」(朝日)、「15議席」(共同)という惨敗分析だ。
公示日(4日)の比例名簿提出をめぐるドタバタ劇に加え、衆院選公約に、「中学卒業までの子どもに年間31万2000円支給」など、民主党が2009年マニフェストに掲げて実現不可能だった政策が並んでいることも、小沢氏の影響力を感じさせ、有権者を遠ざけているのかもしれない。
ただ、無党派層など、投票先を決めていない有権者も多く、「自民党圧勝」といった調査結果が広がれば、投票日に向けて揺り戻しが来る可能性はある。
自民党の安倍総裁も5日夜、「党の調査では、まったくそんな甘い数字ではない。違和感を覚える。いっそう気を引き締めていかなければならない」と発言。党幹部の中には「油断させようという陰謀ではないか」と当惑の声も上がっている。
これに対し、民主党の鉢呂吉雄選対委員長は同日夜、「危機感を持ってやれば挽回の可能性はある」と語ったが、党内にはあきらめムードさえ漂っているという。
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