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2012/12/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
息子を助けて慎太郎に取り入って…
4年前に政界引退を表明してから、めったに表舞台に出てこない小泉純一郎元首相(70)がきのう(4日)、都知事選に出馬している猪瀬直樹氏(66)の選挙応援に駆けつけて関係者を驚かせた。
親密ぶりをアピールした割には、小泉が猪瀬の選挙事務所に滞在したのは30分ポッチ。応援スピーチも5分間と短かったが、「総理大臣時代に大変お世話になった」「道路公団民営化を粘り強く成し遂げ、税金を使わないで借金を減らすことができたのは猪瀬サンのおかげ」とヨイショした。
だが、ちょっと待って欲しい。猪瀬氏は“改革派”を自称するが、道路公団民営化は決してほめられた結果につながっていない。「道路公団改革 偽りの民営化」を出版した田中一昭氏(「民営化推進委員会」元委員長代理)はこう指摘する。
「猪瀬氏は、委員会が開かれていないのに独断専行で小泉首相や国交省幹部と水面下で接触し、道路族が満足する“骨抜き民営化案”をまとめました。まるでフィクサーのように動いたのです」
その結果どうなったか。なし崩し的に未着工の高速道路約2000キロが建設できる抜け穴が作られ、40兆円に膨れ上がった借金を45年かけて返済なんて気の遠くなるような話になった。猪瀬氏の目的は何だったのか。ジャーナリストの横田一氏が言う。
「いま振り返ると、論功行賞目当てだったことがよく分かります。猪瀬氏は自民党の古賀誠元幹事長ら族議員の猛反対で板挟みになっていた当時の石原伸晃国交相に助け舟を出した。小泉元首相のメンツも保ちました。それに恩義を感じた伸晃氏の父親の慎太郎氏が副知事に抜擢、後継知事にまで指名したのです」
猪瀬氏は石原都政を継承し、圏央道と外環道、中央環状線の「三環状道路整備」に6528億円を投じることも容認しようとしている。本当にこんな人物が知事になっていいのか。都民はマジメに考えた方がいい。
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