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2012年12月5日 政経徒然草
今回の選挙を国民側からの視点で大局的に見た場合、目標とすべきポイントの一番目に挙げられるのは「自民党+公明党+日本維新の会」での過半数超えを阻止することである。
その視点で立候補者数などの状況を見た場合、一番のポイントとなるのが、実は「民主党に大敗させない。」ということにあることに気づく。もちろん野田、前原グループから多くの落選者を出させ彼らのグループを弱体化させることも重要である。(言うまでも無いが・・・。)
つまり、ある程度の議席を民主党が獲得しないと「自民党+公明党+日本維新の会」 で過半数を確保してしまうことになる。
簡単に言えば、 『「自民党+公明党+日本維新の会」 +「民主党+国民新党」』以外の政党の候補者の絶対数が少なすぎるという根本的な要因があるということである。
今回の選挙は、一言でいえば『 「自民党+公明党+日本維新の会」での過半数を阻止する選挙』であり、『民主党の「野田グループ+前原グループ」を弱体化させる選挙」でなければならない。
というか、小沢さんは候補者の擁立状況から想像するに、既にその方向で動いていたように思う。
そして、その先に見えてくるのが『「民主党(野田、前原グループが非主流派となった形での民主党)」+「日本未来の党+日本未来の党の友党グループ」』という姿である。
上記のような視点を念頭に置いた上で、各地の連合や医師会などの支援団体の推薦状況や動きを注視して見る必要がありそうだ。
今回の選挙で自民党が政権に復帰することは間違いないだろうとの見方が強いが、私は必ずしもそう言い切れるとは思っていない。
最近の自民党の幹部などの発言などからも推測される。
数ヶ月前頃:自民党で単独過半数⇒楽勝ムード
1カ月前頃:自民党+公明党で過半数⇒可能性が大
最近:自民党+公明党+日本維新の会で過半数⇒なんとかいけるだろう。
と発言に微妙な変化が見られる。(政党支持率も下降線を辿っている。)
マスコミも薄々、この状況に気がつき始めている。マスコミは選挙後の政権の枠組みを無視した報道ばかりしているので全体像が見えなくなっていた。ここ数年は「2大政党制による政治体制」ではなく「2大政党グループによる政治体制」という視点で政治を語る必要がでてくるのではないだろうか。
非常に複雑な心境なのだが「民主党には、ある程度の議席を確保してもらう必要がある。」というのが今回の選挙なのだ。
この意見に賛否はあると思うが冷静に分析すると、そういう結果になる。
ただし、野田、前原、仙谷、安住、岡田などの各氏には落選して国会の場から退場してもらいたいと思う今日この頃である。
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