http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/423.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/9d0d1775c32c730760fa291c53e42a39?fm=rss
2012-12-05 07:30:00 生き生き箕面通信
おはようございます。昨日はブログを休ませていただきました。前立腺の手術を受け、ベッドに拘束される態だったのです。 生き生き箕面通信1444(121205)をお届けします。
・ウソつき演説が絶好調の野田首相。
昨日12月4日に選挙戦がスタートし、各党党首が街頭演説に立ちました。その中で目立つのが、野田という首相のウソつきぶりです。典型的なウソの例が、原発政策についてです。演説で集まった聴衆に必ず「原発ゼロ社会をめざします。そのことを閣議決定いたしました」と、話しかけています。
しかし、野田という男が実際にやってきたことは大飯原発の再稼働であり、大間原発の建設ゴ―ではありませんか。これが「原発ゼロ社会をめざす」人間のすることでしょうか。原発を動かせば動かしただけ、核燃料廃棄物、つまり核のゴミが出ます。処理不可能な核のゴミが溜まり続けていきます。核のゴミを溜めておける場所はすでに満杯が近づいています。青森県六ヶ所村の貯蔵施設も満杯が近く、それぞれの原発敷地内の貯蔵プールも数年でパンクする状態です。核のゴミを造り続けて、「原発ゼロ社会」などと言ってのける神経はまともとは言えませんよね。
ウソをつかざるを得ないのは、後ろでアメリカ政府が「原発を止めてはダメだ」と指示しているからです。閣議決定の直前、アメリカ政府筋からの極めて強い圧力があり、閣議決定の内容は骨抜きのほとんど意味のない抽象的な文言に変更してしまいました。それを伝えた新聞は、そのアメリカ政府筋からの内政干渉を批判することはありませんでした。
野田政権は、大事なことはアメリカ政府に指示される政権であることが明瞭になっています。アメリカ政府からの支持に抵抗するどころか、進んでアメリカの意向を受け入れようとしています。自分の政治生命をアメリカ政府に許可してもらうために、日本の国民にウソをついても、アメリカの意向を受け入れざるをを得ないのです。そして、そのことを知っている朝日新聞や読売新聞、NHKなどの大手メディアもそれを批判できない情けなさです。
このアメリカ追従の構想は、自民党も同じ。維新も同じです。維新の石原氏は、東京都知事時代、東京の空を取り戻すことができませんでした。日本の首都、東京の空は占領当時からアメリカ軍の管轄のままです。かつて「ノーといえる日本」を打ち出した石原氏ですが、結局、手も足も出せませんでした。それどころか、つい最近はアメリカに出かけて、「尖閣は東京都が買う」とアメリカの意向を受けた発言をし、現在のこじれた元をつくりました。
野田首相に戻ると、TPP(環太平洋経済連携協定)もアメリカの意向です。アメリカによる日本かこい込みであり、そのことが中国けん制策です。もちろん、沖縄の米兵の暴行などの事件も、本来日米地位協定を改正するところから取り組まなければならにのですが、全くやる気がありません。日本国民の安全は、米兵のよって脅かされているにもかかわらずです。
真に独立していない国民に未来はありません。よくよく考えて投票したいものです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK140掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。