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http://31634308.at.webry.info/201212/article_4.html
2012/12/04 21:06 かっちの言い分
きっこのブログのツイッターに
内田誠「笹子トンネルの崩落事故で中日本高速道路には今日にも家宅捜査が入るのに、あれほどの原発事故を起こした東電に家宅捜査が入らないのはどう考えてもおかしい。福島の事故では1人も死んでいないなどとバカなことを言う人もいるが多くの人たちに与えた被害は甚大だ」(「ソコトコ」12月4日)
と出ていた。これを見ていつも思っていたことと全く同じだと思った。中日本高速道路も日頃点検していたという。福島の原発も当然点検していた。福島の原発は中日本高速道路の事故と原因が違うと言いそうである。福島の事故は千年に一度の大震災だ、大津波があったからだ、想定外の事故だ、と言い訳をすると想像が付く。
しかし、想定外という点において同じ条件である。つまり、トンネル事故の場合は、吊り下げていた鋼鉄の棒の根本が腐食かどうかはわからないが抜け落ちたという事実は明らかで、抜け落ちれば天井が落ちて今回のような事故が起こることは容易に想定できる。
一方、福島原発の場合、よく想定外と関係者(政府、東電、原発関係者、マスコミ解説者等)が安易に使っている。しかし、この想定外は事情が違ってくる。なぜなら、この想定外の大地震と津波は一部科学者が以前から指摘していたが、東電関係者はそれを把握していたにも関わらず無視して、そのままで安全だとして運転を続けたことである。
上記の事故の大きさの広がりの規模は、福島の原発は死傷者も出て、且つ何十万人が避難し、何万人の人達が自分の故郷に帰ることが出来ない。また炉心溶融した原発に貯蔵された高濃度核廃棄物は、これから何万年も誰かが管理して行かなければならない。何万年となると一私企業では無理であり、日本がそのとき存在していれば日本国民の税金で延々と管理しなければならない。これが、小沢氏がまずは何十兆円かかっても封じ込めなければならず、原子力の電力が安いとは真っ赤な嘘である、と言っている理由である。
本ブログでは、幾度か東電経営者、さらに言えば事故処理を指揮した政府責任者の刑事責任を問わない限り、原発事故の責任は明らかにされないし、また被害にあった被害者に対して責任が果たされない。この事故が発生したときから、以下のように刑事責任を裁判で裁かれるべきだと述べてきた。イタリアでは地震学者が地震予知をしなかったといって刑事裁判で有罪になっているのに、日本はとんでもない緩さである。
『東電、原子力安全委員会、政府の原発事故の責任を問う刑事裁判が始まる。』
http://31634308.at.webry.info/201208/article_2.html
『遂に住民団体が原発事故で政府、東電を東京地検へ告訴』
http://31634308.at.webry.info/201107/article_15.html
現在、被害者の住民団体が刑事告訴しているが、一向に動きが見えない。特に刑事事件においては証拠の確保は第一議的に重要であるが、地検は全くやる気があるようには見えない。トンネル事故の調査については間髪入れずに捜査が入ったのに、世界規模で影響のある事故に対してはやる気配もない。どんどん証拠が捨てられているであろう。このような不公平な司法は国民の信頼に値しない。
陸山会事件で、もうとっくに検察の信頼は失っているが、国民の一大関心事の事故において、司法の信頼を取り戻す唯一のチャンスと考えているが、諦められたらお終いである。
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