http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/326.html
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マスコミは、「消費増税」が争点の今、報道には責任ある自浄が求められている。
米国経済同様の崖っぷちに日本を追い込む選択に国民を誘導してはならない。
民への増税は経済を悪化させると言う常識が現実に語られ始めたが、自公民、維新が描いているのは、米国経済を軍事行動を、日本の民の消費税で支えさせようと言う悪意である。
それを悪意ではなく国民の利益国益と説く増税論
については、マスコミは、この局面で何をどう語るのか。
米国の崖っぷち、について沈黙するのか。
実は、日本では、8月7日に、5大新聞社は、社説で「消費増税をしろ!」とぶち上げて以降、マスコミの総力をあげて、タレント動員で、増税擁護をぶち上げ続けた。
http://gannriki.iza.ne.jp/blog/entry/2785121/
>一体改革法案 党首会談で事態を打開せよ(8月7日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120806-OYT1T01656.htm
社会保障・税一体改革関連法案の成立が危ぶまれる状況である。
自民党が、野田首相から衆院解散の確約を得られなければ法案の成立を認めない、という強硬路線へ強引に舵(かじ)を切ったからだ。
>民主と自民―改革潰しは許されない=朝日新聞
http://www.asahi.com/paper/editorial20120807.html#Edit1
>消費増税法案緊迫 合意の破棄は許されぬ=毎日新聞
http://mainichi.jp/opinion/news/20120807k0000m070087000c.html
>最優先すべきは消費増税法案の成立だ =日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44643600X00C12A8EA1000/
>3党合意と自民党 法案成立の責任どうした=産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120807/plc12080703270005-n1.htm
選挙の争点として、増税の是非が問われているわけだが、マスコミは「社説」で示した増税賛成一色のままであり、偏向振りは、あきれ果てる。
だが、経済の現場や現実は、マスコミのプロパガンダでは、どうにもならない。
増税は、米国の経済を崖っぷちに追い込むと、そういう現実がもう見えてしまっている。
果たして、マスコミに自浄努力が出来るのか。
政治がマスコミ主導で動く、この異常な日本に、日本未来の党のような、マスコミ社説と真っ向から立ち向かえる政党が誕生していることは、日本の政治風土の成長を示してはいる。
増税は米国経済を悪化させる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2703J_X21C12A1000000/
崖っぷちの米経済 消費急落が目前に
(2012年11月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
オバマ米大統領は11月初旬に再選を決めるまで、2期目には中間層への増税を許さないと遊説のたびに約束していた。
■中間層への増税で経済は急減速
オバマ大統領は中間層への増税回避を目指している(11月14日、ホワイトハウスで記者会見に臨んだ同大統領)=AP
全面的な増税と巨額の歳出削減が発効するまで、あと1カ月程度。ホワイトハウスが明らかにしたのは、オバマ大統領は選挙戦と同じ中間層の脚本を使って、「財政の崖」を巡る協議で共和党に圧力をかけることだ。
議会とホワイトハウスは年末までに、新たな財政合意をまとめなければならない。合意できなければ、自動的な増税と歳出削減の組み合わせで、米国経済は2013年に6000億ドルの打撃を被る。このシナリオが現実になれば、新たな景気後退の引き金を引く可能性が高い。
ホワイトハウスは26日、感謝祭の休暇を終えて議会との協議を再開するのに合わせて報告書を発表。その中で、中間層向けの増税を回避できなければ来年の経済生産は急減すると警告した。
ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)と大統領経済諮問委員会(CEA)がまとめた報告書は、中間層の税率を引き上げれば個人消費が2000億ドル減少し、13年の国内総生産(GDP)成長率は1.4%下振れすると分析する。「経済理論と最近の経験」に従えば「(中間層の)増税はほぼすべて消費減少につながる」と断じた。
■「崖から落ちる可能性は60%程度」
オバマ大統領は、世帯年収が25万ドル超の上位2%の所得層ではジョージ・ブッシュ前大統領の減税措置を打ち切るよう議会に求めている。年収が25万ドル未満と定義される中間層は打ち切りを免れ、ブッシュ前大統領が10年前に議会を通過させた低税率を引き続き享受できるようにする。
財政の崖を巡る協議が失敗すれば、税率は全面的に上がる。ただし、共和党の一部議員は政府の歳入拡大問題に目を向け始めたものの、オバマ大統領と民主党の支持基盤の要求の柱である富裕層増税に同意する兆しは今のところほとんどない。
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