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2012年12月3日 政経徒然草
国民の間にも高い期待感がある「政界再編」は既に始まっている。
第1章が衆議院選挙までの動きだとすれば、第2章は選挙後の民主党内の動きと、国会における政党連携の構図だと思う。
結論の予想を先に述べるとしよう。
@民主党は2乃至3に分裂する。または「日本未来の党」寄りの執行部体制ができる。
A国会は、「自民+維新+民主党の一部?」対「日本未来の党を中心とする野党連合」という図式が鮮明になる。
B公明党は選挙の結果次第では、自民党と袂を分かつ可能性がある。
Cみんなの党は「未来の党を中心とする野党連合」よりのスタンスを取りながらも独自路線を歩む。
D 少数政党のいくつかは「日本未来の党」と合流する。
こんな感じでは、なかろうかと予想する。
今回の選挙は、上記の政界再編の動きの中の一部であり、この動きの全体像を見据えた上で、各政党の立候補者擁立状況を見る必要があるように思う。
政界再編の大きなポイントとなる政党は民主党だ。選挙後、民主党がどうなっているのか・・・。
これにより、大きく情勢が変わってくる。
獲得議席数が120議席以下なら、一般常識で言えば「野田代表&輿石幹事長を含む執行部の引責辞任」を求める声が出てくるのが自然であろう。(民主党には普通の常識が通用しないので何とも言えないが・・・)
選挙の当選者の内訳にもよるが、野田、前原グループの国会議員が少なくなり、どちらかと言えば小沢さんと関係がいいと言われる議員、あるいは中間派と言われる議員の方が多くなった場合、新執行部は「日本未来の党」との連携に舵を切る可能性が高い。(日本未来の党では小沢さんが一兵卒になることから民主党内の小沢アレルギーを薄めることができる。)
この段階で分裂が起きる可能性がある。
これにより国会は
「自民+維新+民主党の一部」対(民主党の一部+「日本未来の党を中心とする野党連合」+みんなの党)
という図式が生まれる。公明党は数の多い勢力の方につく。
共産党も政策面からみれば 「日本未来の党を中心とする野党連合」に近く、実質的には共同歩調をとることになるだろう。
あくまで妄想に近い予測だが、絶対にないとは言いきれないように思う。
以上のような当面の政界再編図を頭に入れた上で各政党の(特に「日本未来の党」)の候補者擁立状況を見ると面白いのではないだろうか。
今回の選挙における小沢さんの目的の一つは「選挙後の自民党と民主党の連立を阻止する。」ことである。
つまり参議院において「自民党中心の勢力」の過半数超えを何としても食い止める。その為には、民主党内で自民党との連携を目論む勢力を弱体化させる必要がある。
こういう視点で選挙を見ると、より一層、興味をもって候補者を見ることができるのではないだろうか。
3手くらい先までを見据えた上で選挙戦略を組んでいるのではないかと思われる小沢さんの次の一手は・・・。
期待して見守りたいと思う今日この頃である。
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