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2012年12月1日 政経徒然草
「日本未来の党」への関心が急速に高まっていることへの恐怖心からか、それとも党首討論で恥を掻かされたことへの「腹いせ」なのかどうかは分からないが、某テレビ局が嘉田氏の発言を一部編集カットし、誤解されかねないような発言として報道したようだ。
それを受けて下記のような飛ばし記事が配信されている。
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日午前のテレビ番組で、原発の再稼働について「原子力規制委員会が安全性を担保し、必要という判断を政府がした場合には再稼働になる」と話し、条件を満たせば再稼働を容認することもあるとの考えを示した。再稼働をめぐって嘉田代表はこれまで、知事として東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえ、早急に新たな安全基準を作るよう政府に求めていたが、基準ができたうえでの再稼働の是非に関しては、明確な発言をしていなかった。一方、未来の結成を表明した11月27日の会見では「原発稼働ゼロから全原発廃炉の道筋をつくる」と述べ、28日に「10年の間にゼロにする」と10年間で全原発の廃炉を進める方針を示しており、この日の発言との整合性を問われそうだ。
嘉田氏は「われわれはゴミをこれ以上増やさない」とも述べ、使用済み核燃料の総量規制の必要性を強調した。(朝日新聞)
「原子力規制委員会が安全性を担保し、必要という判断を政府がした場合には再稼働になる。」
という発言のどこが「再稼働容認」となるのだろう。(現状を示した発言にすぎない。)
今の現状のままでは 「原子力規制委員会が安全性を担保し、必要という判断を政府がした場合には再稼働になる。」 だから「原発に反対する勢力が政権交代を目指さなければならない。」ということなのだが、この発言を独自に空想して「 条件を満たせば再稼働を容認することもあるとの考えを示した。 」と無理やり、こじつけた記事にしている。
ただ、後で問題になることを考え、記事の後半で『 一方、未来の結成を表明した11月27日の会見では「原発稼働ゼロから全原発廃炉の道筋をつくる」と述べ、28日に「10年の間にゼロにする」と10年間で全原発の廃炉を進める方針を示しており、この日の発言との整合性を問われそうだ。 』と、揚げ足取りに終始した記事を書いている。
先ほども書いたが、現状では、国会に「原発の再稼働を止める手段や権限」はない。であるからして
『「 条件を満たせば再稼働を容認することもある 」ではなく「再稼働を容認せざるを得ない」との考えを示した。』と書くべきでえあり、そう書かなければいけないはずだ。
そもそも、再稼働を容認するかしないかを決定するのは地元自治体だ。
国政政党の党首に聞くべきは「再稼働に賛成か。再稼働に反対か。」であって「容認する。容認しない。」ではないはずだ。
マスコミは、このような「編集カット&こじつけ&揚げ足取り」で世論を誘導しようとする。
「マスコミの願望優先の報道」が、まかり通る日本という国のマスメディアのレベルを「容認できるものではない。」と思う今日この頃である。
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