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http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121201t31019.htm
2012年12月01日 河北新報
日本未来の党に合流する国民の生活が第一岩手県連は30日、衆院選岩手1区に達増拓也知事の妻で元客室乗務員の陽子氏(47)を擁立すると発表した。日本未来の公認候補になる予定。生活の候補者は県内全4選挙区で決まった。
陽子氏は盛岡市内で記者会見し、「3年前の政権交代に託された民意を受け止める候補がいないことを心配していた。県民と力を合わせて、震災復興に取り組みたい」と述べた。
陽子氏は山口県萩市出身、関西外大短大卒。全日空の客室乗務員時代に、当時外交官だった達増氏と知り合い、結婚した。小沢一郎生活代表の直系の達増氏が岩手1区で初当選した1996年衆院選をはじめ、転身した2007年知事選など、達増氏の政治活動を支えてきた。
岩手1区には消費税増税法案をめぐる政局で小沢氏とたもとを分かち、民主党に残った前議員の階猛氏(46)が立候補を予定。生活の対立候補が焦点となっていた。
1区にはほかに、自民党新人の高橋比奈子氏(54)、共産党新人の八幡志乃氏(30)、社民党新人の伊沢昌弘氏(65)が立候補を予定している。
◎任期途中再転身、夫への批判懸念/支持者、身内争いに嫌気も
日本未来の党と合流する国民の生活が第一岩手県連が、民主党に残った前議員階猛氏(46)に送った「刺客」は、階氏を育てた達増拓也岩手県知事の妻陽子氏(47)だった。擁立作業が難航し、知事自身の立候補がささやかれた中、陽子氏が周囲の説得に押し切られた。ただ、小沢王国を支えたかつての仲間が争う構図は、支持者の間にしこりを残しそうだ。
「夫には知事の仕事を全うしてほしかった。こんな私にお手伝いができればと思い、じゃあ私がやる、と言った」
盛岡市で30日にあった記者会見。陽子氏は決断に至るまでの達増知事とのやりとりを明かし、直前まで知事擁立の動きがあったことを示唆した。
人選は思うように進まず、公示直前にずれ込んだ。水面下では1区の衆院議員だった達増知事の再転身への期待が高まった一方、任期途中で被災県の知事職を投げ出すことへ批判も懸念された。
タイムリミットが迫り、絞られたのが陽子氏。県連の菊池長右エ門代表代行は「陽子さんには小沢一郎代表に声を掛けてもらい、ここ1週間で決まった」と言う。
29日夜、達増知事の支持者は陽子氏から涙声の電話を受け取った。「私が出ることになりました」。この支持者は「知事の出馬を止めるためには仕方がなかったのだろう」と推し量る。
陽子氏は夫が初当選した1996年の衆院選以来、後援会づくりを二人三脚で進めてきた。経済人でつくる小沢氏の支援団体欅(けやき)の会幹部は「子どもを背負ったまま家々を訪ね歩く時もあった」と振り返る。
2007年、知事になった達増氏が階氏に後援会を譲った後も、陽子氏を慕う人は多かった。日本未来の県選対本部長の主浜了参院議員は「最良の候補。築き上げた後援会の方々から応援を頂きたい」と意気込む。
党分裂を経て、達増後援会はかつてのように一枚岩ではないのが実情だ。ある支持者は「階氏を落とすための立候補は許せない」と批判。後援会幹部は「生活は仲間をあえて分裂させるような候補を出す必要はなかった」と不信感を募らせる。
達増、階両氏は家族ぐるみの交流があった。陽子氏の決断を知った階氏の妻は支援者の一人に「陽子さん、かわいそう」と涙をみせたという。
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