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大手メディア、(似非)政治評論家、(既得権益を守ろうとする)政治家が、やれ 「小沢氏が黒幕」だの「嘉田氏は小沢氏の操り人形」などと 、小沢一郎氏や「日本未来の党」に対してのネガティヴの報道がかまびすしい。何だか哀れに見えてしまう。口から出る言葉の意味に本人は十分納得しているのだろうか?批判のセリフの元原稿があって、自分で納得しないまま喋っているような気がする。セリフを口にする目に力がない。
小沢氏は「日本未来の党」にとって、役職など関係なく、必要不可欠な存在である。小沢氏がいなければ「日本未来の党」が政党として機能しないことは誰の目にも明らかだ。誰が纏め、誰が選挙を仕切るのか明らかなのに、なんでバカなことをわざわざ報道するのだろうか。嘉田氏は原発をなんとしても止めたいから、小沢氏の力を信じて選択した。小沢氏は「脱原発」の顔として最善だと信じて嘉田氏を選んだだけである。蓋を開けてみれば、ごく自然な流れなのだ。
小沢批判をする度に、「日本未来の党」と「卒原発」を言及しなければならなくなるから、争点をずらしたいメディアの思惑は見事に外されたことになる。大手メディアもぎりぎりまで新党結成の動きが分からなかったのが、よっぽど悔しいのだ。今回のシナリオを書いたと思われる小沢・亀井両氏は、政界のみんなが驚いた細川政権誕生と社会党村山首相誕生を演出している。当時敵味方に分かれていたこの二人は、ともに「やった方」と「やられた方」の一勝一敗だった。そんな小沢氏と亀井氏がコンビを組んでいるのだから、一層の疑心暗鬼を生むだろう。
日本の経済のために原発を止めることができないと、「脱・卒原発」批判する自民党の安倍氏や日本維新の石原氏は、「自分たちの利益しか考えない」と言っていることと同じだろう。橋下氏などは言うに事欠き「日本未来の党」の「脱原発」なんてできっこないと言い出す始末。またもやハチャメチャぶりを発揮している。一方、姑息なのが民主党。あれだけの再稼働反対の声の中再稼働を押し切った上に、中断していた原発の建設工事を再開しても、「脱原発」の看板を下ろさない。夏場に電気が足りないのが理由であった筈が、電力が余っても火力発電をとめて、そのあとは知らぬふりだ。
国家の最高責任者が消費増税ないとの約束をいとも簡単に破ってしまったので、どんな嘘をついても平気なようだ。民主党の他党批判など本当に滑稽の極みだ。批判された側は「あんたにだけは言われたくない」のひとことだけで全部片付けることができる。全く情けない政権党のなれの果てだ。もう人間としての感覚が完全に麻痺している。大半が落選してしまうだろうが、民主党に残っている議員はみんな政治家を辞すべきだ。
しかし、最大の問題は今回の総選挙でどれだけの票を集めて「脱・卒原発」の流れをしっかりしたものにするかだろう。また、「脱・卒原発」の実現には来年の参議院選挙で多数を形成して、多くの法律を作って可決しなければならない。そこには当然官僚の協力も必要となる。「脱・脱原発」を実現するための長〜い闘いはやっと始まろうとしている。
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