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2012/11/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆政策発表会見はトンデモ発言のオンパレード
「原発ゼロ」を明確に打ち出した「日本未来の党」の登場に、「日本維新の会」が焦りまくっている。維新はきのう(29日)、衆院選の公約を発表したが、原発推進の石原慎太郎との合流で“脱原発”はすっかり後退。
会見でそれを突っ込まれるのを警戒して、石原は「こまごました政策を語ってもしようがない」、橋下は「(公約を)書きゃーいいってものじゃない」と開き直った。公約発表の場なのにメチャクチャな言い分である。裏を返せば、それだけ石原と橋下のイライラが頂点に達しているということだ。
維新の公約に書かれたエネルギー政策は、「脱原発依存体制の構築」「原発は2030年代までにフェードアウトすることになる」だった。「脱原発依存」という言葉は「原発ゼロ」とは大違いで、「当時の菅首相を黙らせるために霞が関が考え出した玉虫色表現」(経産省関係者)だから、完全に腰が引けている。加えて、「フェードアウト」だから、ほそぼそと続けるということだ。
ところが橋下は、「(脱原発の)工程表を作るのは政治家の仕事じゃない」と居直り、「大阪府市で飯田さん(哲也氏)が1年間議論をしても具体的なプランは出ていない」と言い訳した。
飯田哲也氏は環境エネルギー政策研究所所長として、橋下の脱原発政策のブレーンを務めた。“転向”した橋下に愛想を尽かして未来の党の副代表になったが、世話になったブレーンのせいにするなんて、とんでもない男だ。
飯田氏と一緒に大阪府市でエネルギー政策を担当している元経産官僚の古賀茂明氏もこう怒っていた。
「飯田さんが工程表を出せなかったのではありません。橋下市長と松井知事がエネルギー戦略会議を途中で中止させて、工程表を作らせなかったのです」
実際、飯田氏は今年8月29日に〈リアルな脱原発の実現シナリオ〉というシミュレーションを出している。橋下が「原発ゼロ」に本気なら、これをベースに大阪府市のプランを作ればよかったのだ。
信じられないことに、橋下たちは、今後も飯田・古賀両氏を使うつもりで、テレビなどで「ブレーンが同じなので未来と維新の原発政策は同じ」と強弁、「ぼくらの現実的な工程表は来年1月に古賀さんたちに作ってもらう」と発言した。どこまでずうずうしいのか。
「私たちは維新の会のためにやっているわけではありません。政治利用されたくありません」(古賀茂明氏)
ずうずうしいと言えば、橋下はケンカ別れしたはずのみんなの党にもラブコールを送り続けて、選挙結果はみんなの党と併せて見て欲しいと言っている。完全にイカれている。橋下・維新は、もう終わった。
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