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2012月11月29日 日刊ゲンダイ
野田ペテン師はなぜ安倍との党首討論を要求しているのか
野田首相が29日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」のネット討論(20時から)に参加する。「与党と野党第1党の党首の違いがどこにあるか知ってもらうのは意義がある」と、安倍自民党総裁とのタイマンを望んだが、自民党側はニコ動参加を要求。野田が応じた格好だ。
それでも執拗に2党対決を求めている。「もっと幅広く、多くの人に見てもらう公正中立な一騎打ちを提案している。そちらも受けてほしい」と安倍に呼びかけた。
米国の大統領選ではあるまいし、2人だけのテレビ討論など許されるはずがないだろう。これだけ多数の政党が乱立しているのだ。民自以外の政党は存在しないかのような振る舞いは傲慢。「公正中立」の意味を知っているのか。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「野田首相は前回の“解散討論”で勝ったつもりになっているし、もう1回やっつけられると思っているのでしょう。しかし、選挙の直前に2人で討論など論外。ほかの政党の党首も加えなければ、公正中立とは言えません。しかも今回は、新しい政党が次々に生まれている。党首がどんな人物で、どんな考えを持ち、どんな政策を掲げているのか。投票を控えた国民からすると、むしろそちらの方が知りたい」
国民は、マニフェストを反故(ほご)にしたペテン師と、改憲して軍備増強と訴えるウルトラ右翼の口先対決など、興味がないのだ。この3年で民主党の政権担当能力ゼロは明らかになった。自民党はとうの昔に与党失格の烙印を押されている。むしろ知りたいのは、2党以外でどこかマトモか、ということだ。「野田VS.安倍」では、夜店の出し物にもならない。
「野田首相はTPPで郵政選挙の再現を狙っていた。鳩山元首相を追い出したのも、当時の小泉VS.亀井の構図。TPP反対の大物を追い出して、民主党だけに注目が集まるように仕向けたのです。でも、国民の関心はTPPではなく原発に向かっている。それで、大間原発建設にゴーサインを出したくせに、『民主党は脱原発を目指す』と強調し始めた。安倍総裁を敵役としてテレビに引っ張り出し、嘉田新党に流れる票も取り込むつもりでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
野田は前回も「マニフェストに書いてないことはやらない」と大ウソの演説をぶって票を集めていた。薄汚いやり方をまたやるのだ。今回は公共の電波に乗せて大ボラを吹くつもりである。
まったく、呆れた男だ。民主党の選挙戦術は、すべてが選挙民だまし。何ひとつとして信用できない。
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