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2012/11/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
誰も信じない民主党の新マニフェスト
野田民主党がきのう(27日)衆院選マニフェストを発表した。表紙は官邸で記者会見する野田首相。キャッチフレーズは「動かすのは、決断。」。民主党のマニフェストはいまや「ウソつき」の代名詞なのに、よくもまあ恥ずかしげもなく、再びこんな冊子を出せたものだ。野田は頭が完全にイカれてしまった。
新しいマニフェストは民主党本部で野田が直々に発表したが、「書いてあることは今まで以上に実現性が高くなった」と胸を張ったのには、驚きを通り越してア然だ。
まず、中身がヒドすぎる。これまでずっと民主党は、「マニフェストは数値目標や工程が具体的に明示されたもので、従来型の政権公約とは違う」と主張してきた。ところが今回は数値目標は大幅に減り、工程表はなくなってしまった。「大震災からの復興なくして日本の復興なし」とか言いながら、復興分野で数値を盛り込んだのは、すでに政府が発表済みの国直轄の復興道路の全線開通時期と住宅耐震化率の2項目だけだ。
野田が交渉参加に意欲を見せるTPPも、閣内や党内に慎重派を抱えているため、結局、「政府が判断する」と党の方針を示さず逃げた。そのほかも、「目指す」「取り組む」「すすめる」というあいまい表現ばかりがズラズラ並んでいる。
民主党の09年マニフェストを高く評価していたジャーナリストの神保哲生氏はこう言う。
「今回のマニフェストは解党的敗北の前に付け焼き刃で作ったもの。敗戦処理みたいなもので、ほとんど意味がありません。国民をどうやって幸せにするかという基本的な国家像や理念がない。党のアイデンティティーのかけらも感じられません」
そのくせ、原発については「2030年代の原発ゼロ」「原発の新設・増設は行わない」と書く。青森・大間原発の建設に政府として事実上GOサインを出しておきながら、よく言うよ、だ。何度も何度も平気で大ウソをつく。驚くべき神経だ。
4年間やらないと言っていた消費増税を決め、子ども手当をなくし、政治主導も放り投げた。政権交代を台無しにした民主党の新しいマニフェストなんて、誰が信用するものか。
経済ジャーナリストの荻原博子氏もそんなひとりだ。
「前のマニフェストは将来に明るい期待を抱きながら、しっかり読み込んでいました。それを思い出すと、新しいマニフェストなんて見たくありませんでした。送られてきたので、仕事として見ましたが、最初のページで被災地に触れています。臆面もなく、よく書きますよ。被災地ではいまだ港は沈んだままで放置されている。マニフェストに書く前に、やれよ、と言いたい」
世紀のペテン首相が何を訴えても空虚なだけ。呆れ返る有権者にお構いなく突っ走る野田は、やはり狂っている。
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- いくつも大ウソをついて全く平気の驚くべき神経 日刊ゲンダイの前触れ集(抜粋) アカラサーマ 2012/11/28 23:43:50
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