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2012/11/28 21:10 かっちの言い分
昨日の嘉田氏の日本未来の党の発表は衝撃だった。嘉田氏が、生活、脱原発、みどりの風を合流して新党を立ち上げ、今日の午後総務省に新党の届出を行った。
当然、嘉田代表、それぞれの党の代表がひな壇に上がり、記者会見を行うものであるが、まだない。生活の議員さんのツイッターをフォローしているが、基本的には常任幹事レベルにしか直前まで伏せられていたようである。しかし、こんな直前に告げられたにもかかわらず、命がけで民主党を離党し生活を立ち上げた議員さんたちからは一切不平らしい言葉は見ていない。それぞれ、さらに前向きに捉えていると感じる。生活のHPも見ているが、この合流に関する報告はまだ一切ない。
そんな中、IWJで脱原発の山田共同代表と亀井幹事がこの合流についての記者会見を行った。ここで、合流の実態の一端を知ることが出来た。
亀井氏は、結党するとき脱原発を解党していくと言って、約束通り解党して合流したと述べた。確かにこのときは生活に合流すると思っていたが、真打は日本未来の党のことだったようだ。亀井氏は新党を出世魚と言い、大きく育て日本を救っていくと述べた。ここで、何回か話し合ったと述べているので、水面下ではいろいろやり取りがされたのだろう。
朝日新聞が、嘉田氏はみんなの党とも協議しているが、と亀井氏に聞いたがうまくはぐらかされた。しかし、亀井氏は我々は反TPPで、山田代表もTPPは農業だけだと思っているかもしれないが24分野もあり、皆その実態をしらない。みんなの党の渡辺氏は個人的によく知っているが、彼だって簡単に出来っこないことは知っているはずと述べた。その内に現実的な言い方に変えてくると期待感を述べた。
この話から、現在政策面では反TPPがもっとも大きな課題になっていると感じた。しかし、亀井氏は現実的にどこかで折り合いを付けることが出来ると期待している。渡辺氏も維新とは決裂し、維新と競合区で共倒れするよりは、未来の票が入れば良いわけで、決して断る話ではないと考えている。今その辺りの最終結論を出そうとしていると思われる。小沢さんの決断から言えば、まだ党を解体しないで、大地のように連携協定を結べば受け入れることが出来ると思われる。
私が昨日書いた記事を、笑坊さんが阿修羅に掲載してくれた。そのコメントに大変面白いものがあった。それは「みんなの党」を関ヶ原合戦の「小早川」に例えたことである。このコメントは非常に重要である。関ヶ原の合戦に匹敵する行動と思える。みんなの軍が未来軍に加担すれば、第三極の勝負は決ってしまう。渡辺氏の英断があるか?。また小早川に鉄砲を打つのは誰だろうか?
ニコニコ生放送記者から亀井氏に、嘉田氏をどう思うかと聞かれ、嘉田氏は素敵な知事で、原発、環境問題、税問題にもくわしく素晴らしいと述べた。また小沢さんをどう見ているか?との問いに、小沢氏とは自社さ政権のとき喧嘩したし、新進党のときも同じだったが、大変決断が早くズバっと出来る人である。今残っている民主党のメンバーは約束を平気で破る。そういう人と全然違う。約束は守り、まっすぐ貫く。稀有な政治家である。
また、自民党が嘉田新党は小沢色を隠すカモフラージュと言っているがどう思うかと聞かれた。それに対し、それは自民党が言っていることで、嘉田氏がどう考えているかである。私がどうのこうのと言うべきものではないと述べた。また小沢氏にはどういう役割を期待するかとの問いにも、嘉田氏に聞いてくれと述べた。
今回のみどりの風の参議院の4名は新党に合流しないことを決めたが、その理由が未だはっきりしない。小さくても自分が共同代表の方が目立っていいというちっちゃな理由なら軽蔑する。未来の結果を見て、それから判断するようなら政治家ではない。なぜなら、政治家はこうあらねばならないという先見性、信念の下に行動するもので、結果を見てから行動するなら凡人でも出来る。みどりの風はいらない。
ここで山田代表と亀井幹事長の話は終わったが、事務方の小泉前議員が記者の質問に答えて、その中に重要な話があったので紹介する。生活と脱原発の選挙区の調整は既に済んでいる。社民党とも2選挙区でかぶっているが、そのほかは重複は無い。政権を取った場合は、国会議員で無いと首班(総理大臣)に成れないので、嘉田代表ともう一人か二人?の国会議員から共同代表になるのではないかと述べた。
ここで嘉田氏に文句を言いたい。嘉田氏は小沢さんの影響があるのではないかと報道陣に聞かれたとき、その影響が無いように決めていきたいと述べたことだ。何故こんな失礼な言い方をするのだと言いたい。嘉田氏がいくら有能でも知事と国会の仕事は違う。言うとしたら、自分よりはるかに経験がある小沢さんに、いろいろご指導いただくと述べるべきだ。それがエチケットだろう。
小沢氏自身がこういう言い方をしてくれと嘉田氏に要望していたのなら、失礼だが、小沢氏の考えは間違っている。小沢氏はよく自分を悪者にして犠牲にしてもいいから利用しろと言っていると聞く。しかし、ことと場合によると思う。私のように生活の結党式に行って一緒に目に涙した人には失礼な話である。
今の状況はそんなことをしても無駄のように思う。なぜなら、マスコミは早くも嘉田氏はオブラートで主体は小沢氏が操っていると喧伝しているからである。自己犠牲をしても、これだけ、とやかく言われるなら、表に出て正々堂々とやるべきで、共同代表をやった方がいい。
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