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雑誌「世界」(12月号)に元外交官の東郷和彦氏が「慰安婦」問題について書いている。 ⇒
◇私たちはどのような日韓関係を残したいのか──「普遍的人権」問題としての慰安婦制度
東郷和彦 (京都産業大学世界問題研究所長)
内容については「しんぶん赤旗」(2012.11.28)の「論壇時評」で谷本諭氏が次のようにまとめている。
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「慰安婦」問題で「ガラパゴス化」
東郷和彦(京都産業大学世界問題研究所長)「私たちはどのような日韓関係を残したいのか」(『世界』)は、竹島問題で顕在化した、日韓の「緊張状況」の真の要因は日本軍「慰安婦」問題にあると指摘。性・ジェンダー・女性の権利にかかわる世界の認識の到達点からすれば、「狭義の強制連行はなかった」式の議論はまったく相手にされず、奴隷制など歴史上の制度も批判の目で見る国際社会の意識からすれば、「慰安婦制度は歴史的にはやむをえなかった」式の弁護論も通用しないことを、筆者と米国市民との対話など、実体験をつうじて明らかにします。同氏が、日本政府は元「慰安婦」に「国の予算を使って償い金を払うことができるはずである」と断言しているのは重要です。
“日米同盟堅持”の立場からの論考ですが、日本の政治の「ガラパゴス化」(周りの進化から取り残されること)を憂い、「国際社会の一員として尊敬をもたれる」外交への転換を説く東郷氏の発言は、長年、外務省幹部をつとめてきた同氏だけに、説得力があります。
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