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総選挙となると、新聞各社などから様々なアンケートが候補者に届けられます。
多くの場合、アンケート結果は公表されるので、あまりいい加減な回答はできません。
しかも、最近はネット上で、その回答結果とその後の国会での投票行動が追われてたりもするので、かなり責任を持って回答する必要があります。
ところが、実はアンケートの内容があまりにひどいのです。
ある新聞社は、第一問目に、「憲法改正に賛成か、反対か」、第二問目に、「憲法9条改正に賛成か、反対か」。
これを単純な二者択一で答えさせる。
空きスペースに、いろいろと但し書きを書いたとしても、紙面に掲載されるのは、○か×か。
これでは、候補者の、本当の考え方が有権者に理解されるはずがありません。
場合によっては、完全に誤解される可能性もあるのです。
そもそも、憲法改正が、今回の総選挙で、国民の求める大きな争点なのでしょうか?
実は、たまたま時間のあるときに、あるサイトで、消費税増税に関する選挙前のアンケート結果と、消費税増税採決の際の行動を見てみると、アンケートでは消費税増税と堂々と答えていたのに、採決では賛成しているという議員がいるわ、いるわで、大変驚きました。
要するに、本日申し上げたいことは、新聞に掲載される二者択一のアンケート結果だけでは、その候補者の本当の考え方など理解できないということ。
今回のような政党乱立の選挙となるのなら、なおさら、ホームページ/ブログを見たり、座談会/演説会などで直接話を聞いたりすることで、候補者の本当の考え方を知ってもらいたいと思います。
そしてもう1点は、その人の考え方、そして政治姿勢に一本筋が通っているかどうかを見極めることも大事なのだと思います。
アンケートで何と答えていようが、結局裏切ってしまう人が大変多いのですから。
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