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2012-11-26 06:54:40 生き生き箕面通信
おはようございます。 生き生き箕面通信1436(121126)をお届けします。
・嘉田・滋賀県知事を第三局のトップへ、そして首相に、と待望論
「おやっ」と思わされました。本日11月26日の読売新聞朝刊一面に、こんな記述があったのです。見出しは「『生活』『脱原発』合流検討」でした。袖見出しは「『みどり』にも呼びかけ」。大手メディアは、第三局といえば「維新の会」と決めつけていますが、おっとどっこい、ここへきて「国民の生活が第一」がじわりと存在感をましています。
「おやっ」と思わされたのは、次の記述です。「小沢氏は周辺に新党結成の場合、党首に就かない可能性を示している。『生活』の幹部の中には、嘉田由紀子・滋賀県知事らとは脱原発政策で共闘できるとみて、党首に迎えたいとの声がある」というくだりの「嘉田知事のことです。嘉田知事を「党首に迎えたい」というのです。嘉田さんなら、「脱原発」の軸がぶれることがない、という信頼感があります。さらに、消費増税や反TPP(環太平洋経済協力協定)についても、方向性は同じ。
女性の多くは、「脱原発」「消費増税凍結」「反TPP」で思いを同じくしているのではないでしょうか。子どもを育てる母親は、「原発はいらん」と立場がハッキリしています。できるだけ政府の世話にならずに、自立した生活を望み、そのためにも職を得られる社会でありたいと考えているのだと思います。嘉田さんなら、女性票の支持を得られる。
21世紀は、女性の世紀です。20世紀型の男性はしばらくおとなしくしていた方が、日本はいい方向に進みそうです。嘉田さんが首相になる状況が生まれたら素晴らしい。
本日の朝日新聞朝刊はやはり一面で、「嘉田知事が新党検討 脱原発掲げ連携模索」を報じています。記事は「連携する政党は『みどりの風』などを念頭に置いているとみられ、やはり脱原発を掲げる国民の生活が第一の小沢一郎代表との連携も模索しているとみられる」と伝えています。
急浮上の嘉田知事。ご本人の詳細な考えは明らかにされていませんが、小沢氏は嘉田さんを説得して担ぎ出すと見られます。嘉田待望論は一気に強まるのではないかと期待しています。
◇
滋賀県知事、新党結成を検討 脱原発掲げる
http://www.asahi.com/politics/update/1126/OSK201211250228.html
2012年11月26日5時42分 朝日新聞
滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「脱原発」を旗印とする新党の結成を検討していることがわかった。脱原発を掲げる政党を含む政治勢力の受け皿となることを模索し、知事のままで代表に就く案が浮上している。新党の名称に「未来」という言葉を入れることを検討している。
嘉田氏の周辺によると、嘉田氏は脱原発を掲げる政党幹部や環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長らと意見交換し、調整を続けている。連携する政党は「みどりの風」などを念頭に置いているとみられ、やはり脱原発を掲げる国民の生活が第一の小沢一郎代表との連携も模索しているとみられる。
嘉田氏は4月には2015年の統一地方選を視野に自らが塾長を務める「未来政治塾」を開講。新党名にも「未来」を入れたい考えとみられる。
嘉田氏は知事2期目。昨年3月の東京電力福島第一原発事故直後から原発依存脱却を目指す「卒原発」を提唱し、今春の関西電力大飯原発の再稼働問題でも政府に慎重な対応を求めた。
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長とは原発再稼働問題で歩調を合わせてきたが、橋下氏が大飯原発の今夏の限定稼働を認め、距離が広がった。日本維新の会が太陽の党と合併した際、「30年代の原発全廃」と明記されなかったことについても「原発問題で仲間を失った。後退したことは残念だ」と批判していた。
滋賀県議会では昨年4月の統一地方選で野党の自民党県議団が過半数の議席を獲得し、「卒原発」に向けた再生可能エネルギー調査費を自民側に補正予算から削られるなど、対立が続いている。
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