http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/674.html
Tweet |
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-815.html
2012-11-25
民主党は詐欺政党と化しましたが、日本維新の会も同様で、かなりたちの悪い集団です。
日本維新の会は減税日本との合流話を一夜にして反故にしましたが、減税日本を離党する小林興起前衆院議員を公認候補として迎えることも拒否しました。これは酷い話です。
中日新聞は、22日付でこう報じています。(http://www.chunichi.co.jp/article/shuin2012/all/CK2012112202100062.html?ref=rank)
小林興起氏、減税に復帰へ 維新で公認得られず
減税日本に離党届を出し、日本維新の会への入党意向を表明した小林興起前衆院議員(比例東京)に関して、維新側が小林氏を衆院選で公認しないことが分かった。減税日本関係者が明らかにした。減税側は小林氏の離党届を代表の河村たかし市長の「預かり」としており、復帰を認める方向で調整する。
二十日に東京都内であった河村市長と維新の石原慎太郎代表のトップ会談で、両党の合流を断念する一方、石原氏に近い小林氏の維新入りを認めることで合意。これを受け、小林氏は二十一日付で減税に離党届を提出した。
小林氏を公認候補としない方針の維新に対し、減税側は「また約束をほごにするのか」と反発を強めている。石原氏が結成し、その後維新と合流した旧「太陽の党」が、減税日本との合流を記者会見で発表しながら、翌日に白紙化した経緯があるためだ。減税は維新への合流断念を受け、新たな第三極づくりを模索している。愛知5区や茨城3区など、減税と維新の候補者が競合する選挙区が出ており、双方が対決姿勢を強める可能性がある。≫ (下線は引用者による)
石原慎太郎が安請け合いをして、橋下や松井らがひっくり返したのです。被害を受けたのは減税日本で、代表の河村たかし名古屋市長は更なるダメージを受けることになりました。
売国政党である日本維新の会と合流しようとすること自体、致命的な判断ミスで、自業自得ですが、維新の会は曲がりなりにも国政政党ですから、信義を踏みにじるような真似をしてはならないことは当然です。こんな政党が間違って政権に参画することになったら、何をしでかすか分かったものではありません。
背信行為を繰り返していることから、石原や橋下らはわざと第3極潰しをしている疑いがあります。橋下らは政策の違いを理由にしているようですが、その一方で旧「たちあがれ日本」の面々とは組んでいるのですから矛盾しています。小林氏の方が、維新の会の(表向きの)方向性と近いはずです。
それに日本維新の会は候補者の数が足りず、最終的に150人規模にとどまる見通しで、目標としている衆院過半数の議席獲得どころではありません。なりふり構わず「みんなの党」と合流を図ろうとしていますが、色よい返事をもらっていません。
両党の候補者の調整が困難なら「じゃんけんで決めてもよい」などとふざけたことを橋下が言っていますから、節操のない渡辺喜美も、さすがに話に乗るわけには行かないのです。
このように日本維新の会は員数合わせに窮しているのに、党の顔である石原が認めた前議員の入党・公認を拒否するのは可笑しいと言わざるを得ません。橋下らは、選挙で勝つことより、真の第3極である減税日本や「国民の生活が第一」などを潰す役割を付されているのかも知れません。
河村氏は、亀井静香氏らとともに新たに「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」を立ち上げました。河村氏と山田正彦元農水大臣が共同代表で、亀井静香氏は幹事長を務めることになりました。
マスコミの評判はよくないですが、これは良い傾向で、減税日本も本来の方向に向かって動き出しました。今後、「国民の生活が第一」や「みどりの風」などと連携が実現すれば、無視し得ない勢力となります。後は全国の選挙区に候補者を立てられるかどうかですが、これは些か難しいようです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK139掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。