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2012年11月25日 天木直人のブログ
私はかねてから書いてきた。今度の解散・総選挙は民主党と自民党の談合であり
その狙いは解散後の対米従属二大政党の大連立づくりだと。
その証拠がまた一つ増えた。
きょう11月25日の毎日新聞が一面トップで「隠し続け守った約束」と題する極めて
興味深い調査報道を掲載している。
この毎日の記事でもっとも重要なことは、自民党と民主党が総意で談合解散・総選挙
に走ったのではないということだ。
民主党も自民党も党内の分裂がある。
解散をせずに引き摺り下ろされるのは絶対に許さないという野田首相とその側近が
決め、主導した解散だ。
その秘密を最後まで知らせずに隠した相手が輿石幹事長だという。
民主党の延命を最優先し、そのためには野田では選挙は戦えないと細野を担ぎ出し
た輿石切りが12月解散の決定的理由だという。
これが一蓮托生の野田・輿石の成れの果てだ。
それに呼応した自民党議員も野田と通じた一部の者が動いた。
松下政経塾出身の逢沢だと毎日は書いている。
民主・自民の大連立の障害が一方において小沢であり他方において橋下・
石原・渡辺だ。
だから小沢排除を続ける。 橋下・石原・渡辺潰しを行なう。
それらの大同団結はもっと都合が悪い。
ここにきて橋下・石原・渡辺の分裂、自滅が明らかになってきた。
自滅はもちろん彼らの無能さや戦略ミスのせいである。
しかし間違いなくメディアがそれに加担してきた。
純化した野田民主党の支持率が、ここにきて少し上向いてきた。
多党乱立で有権者が混乱した事が民・自に有利に働いていること
は明らかだ。
しかしそれを煽ってきたのもメディアだ。
民主党は勝てなくてもいい。連立が組めないほど議席が激減しなけ
ればいいのだ。それを食い止めれば野田民主党は勝ちということだ。
選挙まであと20日あまり。
その間に何が起こるかはわからない。
しかし、私には日増しに民主党と自民党の連立に向かって動いてい
くような気がする。
多数小党は団結できずバラバラのまま票をのばせずに終わるような
気がする。
たとえ安倍が失速し、野田が変わっても、自民、民主の二大政党制
が出来上がっていく。
その二大政党の共通点は対米従属だ。
安倍の右翼路線であれ、野田の中道路線であれ、対米従属では一致
する。
米国にとってはどちらでもいいのだ。
似非二大政党に実現によって反米右翼や反米左派はますます切り捨
てられていく。
日本の政治に影響力を持たないようになっていく。
追い込まれているというのに、反米右翼と左翼は激しくお互いを
批判し、嫌いあう。
対米従属の民・自連立派と官僚、メディアの思う壺である。
多数の小党は小沢の下で団結しなければ民・自の大連立に勝てない・・・
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