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維新、「みんな」と決裂!渡辺氏が猛反発…第3極“共倒れ”の可能性も
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121124/plt1211241436001-n1.htm
2012.11.24 ZAKZAK
次期衆院選(12月4日公示、同16日投開票)を控え、石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の「日本維新の会(維新)」と、渡辺喜美代表率いる「みんなの党」が模索していた結集構想が決裂した。橋下氏による合流の呼びかけに対し、渡辺氏が猛烈に反発しているのだ。両党は18選挙区で公認候補が競合しており、このままでは民主、自民の二大政党に代わる、第3極勢力は「共倒れ」となる可能性が出てきた。
「1つのグループになれば、意地でも(候補者調整を)やる。国のことを思うのであれば、自分たちのポジションとか、自分たちの勢力がどうのこうのは関係ない。一緒になりましょう」
橋下氏は23日、テレビ朝日の番組で、みんなの渡辺氏らに電話で合流を求めた経緯を紹介し、テレビ画面を通じて、こう呼びかけた。
さらに、橋下氏は「選挙区調整は、最後はじゃんけんで決めていい。僕も代表代行の立場にこだわっていない」と、公認候補をじゃんけんで決めるという、前代未聞のプランまで披露した。
これに対し、九州遊説を終えて帰京した渡辺氏は、羽田空港で待ち構えた記者団に、橋下氏への不満をブチまけた。
「(17日の)維新と太陽の党との合意文書は、満足いくものではない。太陽と一緒になっちゃったら、理念と政策がどうもボケちゃった。よほど切羽詰まっているということでしょうか」
続けて、渡辺氏は「(旧太陽の)園田博之前衆院議員から江田憲司幹事長に、『都知事選は一緒にやれない』という話が来たようだ。いったん交わした協定書を、電話1本で破棄してくるのは腑に落ちない」「太陽との結婚を解消してもらわないと合流話は進まない」とまで言い切った。
つまり、石原氏との決別が、維新とみんなの合流条件としたのだ。この亀裂は極めて深い。
両党が、共通政策に合意したのが15日。そこから衆院選選挙協力の調整が本格化したが、競合選挙区は23日時点で8都道府県の18選挙区にのぼっている。しかも、競合区は関東に多い。
東京や神奈川を中心に候補者擁立の準備を進めていたみんなは、維新と選挙協力して「東のみんな、西の維新」ですみ分けられると期待したため、「縄張りを荒らされた。これは一種の宣戦布告だ」(維新周辺)「うちの方が組織は大きいし、歴史も長い」(同幹部)との思いが強い。
一方で維新にとって、みんなの考え方は「自己勝手」でしかなく、「先にみんなが立てたからといって、維新がすべてを譲らなければならないのか」(幹事長である大阪府の松井一郎知事)との反感がある。
加えて、維新から合流を拒否された減税日本が22日、国民新党の亀井静香前代表らと新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」を結成。今後、小沢一郎代表の「国民の生活が第一」と連携し、第3極の「別グループ」へと発展する可能性も大きい。
第3極のゴタゴタは、国民をあきれさせ、民主、自民両党を喜ばせるだけ。今後、維新、みんなの党の協議が注目される。
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