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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000517-san-pol
産経新聞 11月23日(金)11時50分配信
民主離党者の移籍先(写真:産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000517-san-pol.view-000
衆院解散後も民主党の崩壊に歯止めがかからない。14日の野田佳彦首相の衆院解散表明以降、11人が党を離れ、気がつけば政権交代以降の離党者は102人と、ついに大台を突破した。衆参両院で423人いた国会議員は激減。しかも、離党者の行き先は保守系からリベラル系の政党までばらばらだ。ある意味、「寄せ集め集団」と言われた民主党らしい結末なのかもしれない。
首相が14日に解散を明言して以降、閣僚経験者の小沢鋭仁元環境相が日本維新の会に、民主党躍進の象徴だった福田衣里子前衆院議員は脱原発が旗印の「みどりの風」に入党した。反増税の「減税日本」や「みんなの党」、最大のライバルでもある自民党に入る離党者もいる。
振り返れば、首相の消費税増税方針を批判した小沢一郎元代表に近い衆院議員9人が昨年末に離党し、新党きづなを結党したのが民主崩壊の第一幕。7月には小沢氏を含む49人が「国民の生活が第一」を立ち上げるなど、離党者は昨年9月の野田政権発足以降に集中した。
平成10年の結党時から「右から左までの寄り合い所帯」「理念なき選挙互助会」と揶揄されていた民主党。野党時代は「政権交代」という合い言葉で「大異」に目をつぶることもできたが、いざ政権を担当してみると、基本政策の違いが一気に表面化。党内の混乱は内閣支持率と政党支持率の低迷を招き、「選挙」の声が近づくとともに、政策の違いを理由に、生き残りを図る議員たちの脱走劇が相次いだ。
憲法改正に消極的な民主党を批判し、自民党入りする長尾敬前衆院議員はブログでこう心情をつづった。
「いつも孤独でした」
(内藤慎二)
◇
民主、離党議員に活動費返還要求へ 「人間性問われる」
http://www.asahi.com/politics/update/1123/TKY201211230585.html
2012年11月23日20時2分 朝日新聞
「お金を返してくださいとお願いしている」。民主党の安住淳幹事長代行が23日、離党した前衆院議員らに選挙資金として渡した300万円の返還を求める考えを示した。安住氏は「別の政党に行って、民主党から受け取ったお金を使ってはならない。人間性が問われる」と批判している。大分市内で記者団に語った。
民主党は10月に小選挙区の立候補予定者に政策活動費300万円を支給。その後、13人の前衆院議員が離党したほか新顔で別の政党から出る人もいる。安住氏は返還請求書を送り、党の資金を引き出されないよう政党支部の口座の閉鎖も求めるという。
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