http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/510.html
Tweet |
(回答先: 反動的逆流の突撃隊「日本維新の会」の素顔/橋下氏 憲法敵視の暴言 石原氏(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2012 年 11 月 23 日 11:08:25)
石原改憲草案 全容がわかる/1993年「黎明の会」まとめ
「しんぶん赤旗」 2000年11月30日 日刊紙 1面
「九条」改定し海外派兵部隊を創設/天皇元首化/国民に勤労奉仕義務/衆院憲法調査会にきょう参考人出席
石原慎太郎東京都知事が衆議院議員当時、代表をしていたグループ「黎明(れいめい)の会」が一九九三年四月にまとめた憲法改正草案の全容が二十九日、わかりました。本紙が入手した「黎明の会・憲法新規制定第一次草案」によると、戦争放棄・戦力不保持を規定した現行九条は全面改定し、「自衛隊および国際平和協力部隊」の名による戦力保持を明記、天皇の元首化など、戦力利用と復古的傾向が特徴です。石原氏は三十日、衆院憲法調査会に参考人として出席し、意見をのべることになっています。
黎明の会は九二年暮れから九三年四月にかけ約半年にわたって改憲案を検討。「憲法新規制定第一次草案」をまとめました。草案は石原氏が起草することに決まっていた前文が未完成のままで全文は十一章八十四条。「黎明の会での議論を踏まえたものだが、いうなれば現行憲法にたいする“石原憲法”案といっていい」(元同会関係者)といいます。
第一章は現行憲法と同じ天皇に関する規定で、第一条は「天皇は、日本国の元首であり、日本国(の永続性)及び日本国民統合の象徴」と記述、別案として「日本国民和合共同の象徴であって、日本国を代表する」を併記しています。
現行第二章(戦争の放棄)については、章を「平和と安全」として三条にわたって記述。第八条は自衛隊と国際協力部隊による戦力保持を明記した上で、内閣総理大臣が、「部隊の最高の指揮監督権を有する」とし、現行自衛隊法第七条に規定される首相の自衛隊指揮権を憲法上の規定としています。
「国民の権利・義務」規定では、「報道は真実、公平、公正なものでなければならない」(第一三条二項)、「家庭の尊重」(第一六条)、「環境保全義務」「社会奉仕活動を行う義務」(第一八条)などを新たに設けています。
石原氏は、昨年の都知事選では改憲を主張し、公約にはかかげたわけではありません。知事就任後は、憲法否定の言動をくり返し、批判をあびています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK139掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。