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2012/11/23 08:48 日々雑感
マスメディアを第三の権力と呼ぶ。つまり 第1の権力は国民で第2の権力は、国家機関(立法、行政、司法)だとされている。第三の権力マスメディアには国家機関のありようを国民に報せ、時には厳しく批判する役割を期待されている。そのために報道の自由と表現のが法により定められている。
しかし今般の小沢氏に対する3年有余というよりも4年近いマスメディアの暴走と小沢氏に対してなされた暴虐の限りについて、マスメディアからしっかりとした自己検証と反省の辞が出されないのはなぜだろうか。
それどころではない。今朝の読売新聞を見ると一面左肩に「第三極二分化へ」との見出しの下に何党かの党首の顔写真が掲載されているが、小沢氏の顔写真がない。マスメディアの小沢隠しには辟易しているが、ここまで徹底する理由は一体なんだろうか。
4年近くの新聞から各社の小沢氏に関する記事を集積していただきたい。そうすればいかに「疑惑」を掻き立てる記事を捏造して連日報道したか良く分かるはずだ。
そうして国民に刷り込んだ「小沢氏=政治とカネ」を最大限利用して、各テレビ局は連日小沢報道を朝に昼に晩に繰り返した。テレビの報道番組でどれだけのコメンテータが今となっては的外れなことを喚き散らしたか、各テレビ局はすべてのビデオを検証してコメンテータ別のテープを作って各コメンテータにすべてを見せて、各自の反省と謝罪を小沢氏に対してはもとより、国民に対して行って贖罪しなければならない。大きな顔をしてテレビに出続けている態度には正義や良心の欠片も感じられない。
今も馬鹿な女コメンテータが14も15も政党が乱立して居酒屋のメニューじゃないんだから、と抜かしている。そうした政治家や政党を馬鹿にした発言が国民の政治への関心を損ない「政治家はだらしないね、自分たちが生き残るために離合集散しているだけだ」という新橋の酔っ払いのオッサンたちの評に繋がるのだ。
民主党などの大政党に居続ける方がどんなに楽か、選挙を闘ったことのない人には分からないだろう。たとえば告示日に選挙区全域の数百枚から千枚近いポスター貼りに人員確保するのすらどれほどの苦労か想像すれば分かるはずだ。組織の出来上がっている大政党にいた方が選挙は格段に楽なはずだ。
それでも大政党を出て闘うと決心した人たちの心中を忖度すれば14も15も政党が乱立して各政党の色分けが出来ない、というのは頭の悪さを自白しているだけだ。有権者が各自で「これは大事だ」と思う対立軸を明確に胸中に置いて、各党の政策を検証すれば自ずと支持政党は浮かび上がるはずだ。
そうした各政党の資料を公平に提供すべきがマスメディアだが、ここ一年以上もマスメディアは橋下氏の動向を「選挙ドキュメント」物の連続番組さながらに報道し続けてきた。芸人や役者の人気はテレビ露出度と比例する関係にあることから、橋下氏の人気はテレビ露出度により上がり、選挙近くなると「第三極」と持ち上げて実質野党第二党の勢力にもかかわらず「国民の生活が一番」を無視し続けた。今朝の読売新聞の編集もその路線上にあるとしか思えない。
この国のマスメディアは一体誰に奉仕しているのだろうか。官僚たちと同様に自分たちの権益擁護に汲々とし、「記者クラブ廃止」や「テレビ局を新聞社が支配するオーナーシップ制度の廃止」などのメディア改革を封じ込むために動いているとしか思えない。それが第三の権力だというのなら国民は第二と第三の権力のタッグチームと闘わざるを得ないことになる。さもなくば第三の権力による誘導のまま第二の権力によって命まで奪われる戦前・戦中の「大本営発表」を垂れ流して国民を戦争へと誘導したマスメディアと同じ道を歩んでいることになる。まさしく悪臭芬々たる腐敗したマスメディアが大きな顔をして茶の間に土足で入り込んでいることになる。
まずはマスメディアよ、小沢氏の無罪確定によるマスメディアの「憲法無視の人権侵害」と「疑惑捏造に加担した犯罪的行為」を真摯に反省して国民に詫び、馬鹿なコメントを繰り返したコメンテータやMC、製作責任者やディレクターをテレビ界から追放し、新聞社の主筆や社主をマスメディア界から永久追放すべきだ。
そうしなければ今後とも第二の権力と第三の権力が手を握る捏造疑惑による特定の人物破壊を策動しないとも限らない。マスメディアはマスメディアの腐敗しきった闇に光をきっちりと当てなければならない。それこそが第三の権力の自己責任であり自己に課された義務だ。
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