http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/423.html
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民主党執行部の考えは民主党内選挙で選ばれた代表に従うことが正義と主張しているように判断される。そして、今回の選挙で異を唱えないとの誓約書の提出を要求し、鳩山氏の引退を導いた。しかし、鳩山氏の普天間を県外との主張に協力した民主党員はどれだけいたのだろうか。政治主導を貫いた大臣はどれだけ居ただろうか。
現在でも原発ゼロ目標にたいして大飯再稼動、大間原発建設再開、核燃サイクル事業継続を進めている。
東京新聞記事- 脱原発 崩れたシナリオ 仙谷氏「運動じゃない、政治だ」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012112290070439.html
古川は食事がテーブルに運ばれる前、それぞれにA4の紙一枚を渡した。
・原発ゼロ
・四十年廃炉の徹底
・原発の新増設禁止
・核燃料サイクルの中止
・高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃止
・原発を国の管理下に置く
紙には、原発推進派にとっては受け入れがたい方向が箇条書きされていた。どれも理想的ではあるが、電力会社や原発関連施設が立地する自治体の猛反発は想像に難くない。
驚く六人衆に古川は「これを盛り込んだ新しいエネルギー戦略の原案をみなさんで書いてほしい」と言った。
◇ ◇
六人衆と古川、その秘書官の八人は食事を終えると、ホテル内の会議室に移った。午後九時十五分には経済産業相の枝野幸男(48)、環境相の細野豪志(41)が合流。原発ゼロに慎重で、古川を重用してきた仙谷由人(66)も姿を現し、それぞれが抱く戦略イメージを口にした。
紙に目を通した仙谷は「これは野党の国民運動じゃない。政治をやっているんだ」。脱原発運動のように受け取ったのか、党の重鎮で、エネルギー政策を主導してきた仙谷が机を激しくたたき、一同は一瞬静まり返った。
将来の総発電量に占める原発比率は15%が現実的と考えていた細野も「これが漏れると大変なことになる。紙は回収した方が良い」と世間が波立つことを懸念した。
◇ ◇
六人衆は紙に書かれた通りにはならないと分かっていたが、「核燃サイクルをやめられないから原発を続けるというのは本末転倒。問題から目をそらさず書いてみよう」「いつまでに何省が何を実行するか、しっかり書き込もう」と確認した。
六人衆はそれからほぼ一日おきにホテルに足を運び、伊原のたたき台を基に、戦略原案の肉付け作業を進めていった。会合は、毎回深夜まで及んだ。
九月上旬、ようやく新戦略の原案が形になったが、さまざまな横やりで案は姿を変えていった。
仙石氏は執行部であるので純化の対象は古川氏となるが、仙石氏の指示に従ったので助かったと判断してよいのかな。
民主主義とは意見の異なる人が調整するシステムであり、執行部への忠義を要求するシステムではない。
消費税論議のときも議論つくして多数決の議決で決めるべきであったが執行部一任で誤魔化した。このルールを踏まないから尾を引くのである。
過去の極左の同志粛清に似てきたね。
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