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2012/11/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
選挙後の連立枠組みが焦点に
安倍自民党が青ざめている。大手紙が衆院解散直後に行った緊急世論調査の結果が出そろったが、自民党の支持率は軒並みダウン。民主は「自爆」、維新は「野合」と敵失続きなのに、自民は国民の期待をちっとも集め切れていないのだ。
選挙間近で気になるのは、やはり「比例投票先」の調査結果だ。各紙とも自民はトップを維持したが、前回を上回る調査はゼロ。朝日調査は前回より6ポイント減の23%で、毎日調査は17%と、9月の前回調査から8ポイントも下落した。
産経・FNN合同調査(自民22・9%、維新22・4%)や、毎日調査(自民17%、維新+太陽17%)のように、維新に猛接近される結果も出ている。
「9月の安倍総裁誕生後に比例投票先の数字がハネ上がり、党全体が慢心していた反動です。ダメな民主と比べて『よりマシ』という結果に過ぎなかったのに、すっかり政権を取った気になってヌカ喜び。大臣ポストの猟官運動まで繰り広げ、安倍総裁も常にニヤケ顔でした。しかし、有権者の『民主にはガッカリ、自民にはコリゴリ』という心情は普遍です。むしろ現実に選挙が近づくほど、その傾向は強まる。今度の選挙は解散から間のない短期決戦。最初の世論調査が選挙全体の流れを決定づけます。自民大勝に赤信号がともりだしましたね」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
政治ジャーナリストの山田惠資氏は「もはや新鮮味を失った安倍自民党には、上がり目はない」とこう分析する。
「9月の総裁選を見ても、安倍総裁は地方で人気がなく、基盤が弱い。橋下・石原の右寄り第三極の結集で保守票を奪われ、さらに先の党首討論で野田首相の解散宣言にうろたえた頼りない印象が追い打ちとなる。何より、自民大勝ムードで安倍首相返り咲きのリアリティーが増すほど、それを許さない票がドンドン他党に流れると思います」
週刊誌の選挙予測では「自公280議席超」「自民は単独過半数も」と景気の良い数字が飛び交っているが、ハッキリ言って“取らぬタヌキ”だ。前出の鈴木氏は解散直前に「自民180議席」と予測したが、「現状はよりシビアで、160議席台もあり得る」とこう続けた。
「石破幹事長も単独過半数はムリと踏んで、『獲得議席200が攻防ライン』とみています。それだけ世論調査の結果に危機感を抱いている証拠です。とはいえ、動きだした“自民下落”のトレンドは、そう簡単には止められません。自公を合わせても絶対に過半数には届かない。選挙後は自公が民主と維新のどちらと連立を組むのかが焦点となりそうです」
勝者なき選挙。どれだけ負けるかの背比べ。ドッチラケ選挙に有権者はますます絶望的になってくる。
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