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ミラー 小沢裁判で見えたもの(東京新聞)2012.11.20
学習塾長
○○○○○56才 (東京都新宿区)
小沢一郎氏の控訴審で無罪判決が出た。
多額の国費と時間を浪費したこの裁判は、
司法制度、マスコミなどに内在する病弊をあぶり出した。
まず第一は、強大な権力を持つ検察の危険性である。
小沢氏をめぐる事件は、四年前の突然の秘書逮捕で始まった。
容疑は西松建設からの違法献金だった。
しかし、この裁判は途中で訴因変更された。
その後の陸山会事件はたとえ誤りだとしても、
通常は訂正で済む政治資金収支報告書の記載について争うものだ。
小沢氏を起訴できないと判断した検察は、
強制起訴を目指して虚偽の捜査報告書の作成にまで手を染めた。
世間をにぎわせた過去の特捜部事件についても再評価が必要だろう。
第二にマスコミの客観性を欠いた報道である。
一部に検察からのリーク情報をそのまま流しているとの説もある。
一連の報道を通じて新聞、テレビの報道を懐疑的に見る国民が増えたのではないか。
第三に、裁判所は検察の主張を受け入れる傾向が強いということだ。
東電女性社員殺害事件では、一審無罪となったネパール人被告に対する
検察からの勾留請求を東京高裁が認め、それが冤罪につながった。
かかる事実が明らかになった以上、
法務相は、再審請求が出される動きのある死刑囚の死刑執行は控えるべきである。
最後に、国民から選ばれた政治家の権利を剥奪せんとする検察に対して
無批判な国会議員の存在だ。
あろう事か、民主党の幹部の一部はこれを小沢氏排除に利用した。
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