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2012/11/19 23:03 かっちの言い分
今日、指定弁護士が最高裁への上告を断念し、上告放棄の手続きを行った。
小沢氏は、党本部で記者会見し「公正な正しい司法の判断が確定し、どんなときでも私を励ましてくれた多くの国民の皆さんに感謝したい」と述べた。
一連の捜査に対して、「民主主義の社会であり得ないことが起こった。政界で特定の思惑を持って行動した人々や、不公正な言論をした人たちは国民がしっかり見て判断を下す。国民の裁きに任せたい」とした。
これを聞いて、小沢さんはどこまで仏なのかと思った。凡人の私には到底出来ることではない。今まで、裁判についてはいつも自制的で、検察、指定弁護士、マスコミに対して不平らしき言葉を聞いたことがない。それは、判決が決着するまでは変に相手を刺激して悪影響を与えるのを抑えるため、超自制的な振る舞いをしているのだと思った。しかし、小沢氏は無罪が確定してから、却ってより抑制的、抽象的な言い方をした。
『不公正な言論をした人たちは国民がしっかり見て判断を下す。国民の裁きに任せたい』と聞いても、ネットを見ている人は何を言っているかわかるが、ネットに接していない国民はあまりに一般的で抽象的な言葉で真意はわからないのではないかと思う。この言葉は正に、小沢氏に対してこのような不当な権力、暴力を行使した勢力に対して、いずれ自分がお天道様になって天罰を与えると、固い決意を言っているように思える。
日頃坦々としていた小沢さんも、「3年7カ月余りの捜査と裁判の日々は本当に忍耐の毎日で、大変厳しい試練の月日だった。支援、励ましがなければ重圧に耐えることはできなかった」と述べた。その耐えることが出来た要因のひとつとして、自分と何の関係もないネット住人や小沢氏の無実のために闘ってくれた人達への感謝も忘れなかった。この言葉は、小沢氏の無罪を信じてきた人、自分の身の丈に応じた活動を行ってきた人に対しての、小沢さんの精一杯の感謝の言葉であろう。
毎日新聞の記者が、元秘書の裁判の中で言われている西松事件の話をどう思うかと聞いたときも、平静に私の裁判の結果と同じ結果となると期待すると述べた。このような失礼な質問が維新の石原爺さんになされたなら、顔を鬼にして記者を怒鳴りつけていただろう。
今、元秘書の石川議員らの高裁での裁判が行われている。今回、弁護側が1審のトンデモ登石裁判長が西松建設から5000万円を貰ったと推認した判決に対しての反論のため、その日の行動を記録した手帳などを証拠申請したが、東京高裁の飯田喜信裁判長は請求を悉く退けた。この飯田裁判長が、東電OL殺人事件でゴビンダ氏を15年もの長きに亘って拘留することを決定した裁判長である。
今回、石川氏らの唯一の無実の証拠(希望)を握り潰したということは、検察が用意した証拠だけで十分であると言っているようなものである。これを聞いて、判決はもう決まってしまっていることを恐れる。無実のゴビンダ氏を有罪と誤審した裁判長が、何の制裁、更迭も受けず、そのまま平然と裁判に携わるとは、正に人事評価を行っている最高裁事務総局のよからぬ意図を感じるのは私だけであろうか?
小沢さんの無罪は決まったが、元秘書の小沢裁判は終わっていない。
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