http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/246.html
Tweet |
http://haru55.blogspot.jp/2012/11/blog-post_19.html
2012年11月19日 政経徒然草
「日本維新の会」と「太陽の党」の政策合意内容(政策合意と言えるかどうかは別として)を見ると自民党や民主党の政策に限りなく近いことが伺われる。と言うか「(民主党+自民党)÷2」とでも言えそうな内容だ。それだけでなく、後から、どうにでも言い逃れができるように大事なところはアヤフヤにしてある。
結果として「日本維新の会」は政策的な面からだけでみれば、最早、民主、自民と同列として見るべきで第3局と呼ぶのは適切でないように思える。
「日本維新の会」と「太陽の党」が合流し、石原氏が代表に決まった時点で、こうなることは、ある程度、予想はできたのだが・・・。
この合流におけるポイントは代表が誰になるかであったように思える。
「日本維新の会」の人気が持続していれば橋下氏が代表になった可能性がある。(石原氏も異論を唱えないだろう。)
しかし、人気が下降し選挙での獲得議席が予想を大幅に下回りそうな状況下において、橋下氏は選挙後の責任回避の為、代表を逃げ、「目立ちたい、息子が可愛い、自民に恩を売りたい、小沢氏が憎い」と言う気持ちが先立つ石原氏は欲ボケし、煽てられて代表に就任したと見るべきなのかもしれない。少なくても一般的な感覚や「改革を目指す」という党のイメージからすれば橋下氏が代表になるのが当然であろう。
石原氏が代表になることは、近畿地方などではマイナスにはなれプラスにはならないだろうし、党自体のイメージが右寄りと捉えられることは間違いのない事実である。(大阪の人たちは東京の人たちに対する対抗心が強い)
橋下氏が代表の「日本維新の会」と石原氏が代表の「日本維新の会」とでは有権者の持つイメージは大きく変わるように思うのだが・・・。
私のような庶民の目から石原氏が代表の「日本維新の会」を見ると右翼政党にしか思えないのだが・・・。
これらのことが有権者の投票行動にどう影響するのか?
この点の分析は必要だろう。
つまり、石原氏代表になることが浮動票(支持政党なし層)の動きにどう影響するのかということだ。また、どの党の票に影響を与えるのかと言うことである。
おそらく、これらの点を考慮し「みんなの党」の渡辺代表は
「合流しないで選挙協力だけに留める」⇒合流はマイナス効果。イメージ悪化。
と考え合流を避けたようだ。賢明な選択だろう。
今回の選挙だけで今後の政局の枠組みを考えてはいけない。来年の参議院の選挙も踏まえた中で考えるべきだろう。
現在の政局を見れば分かるように「参議院を抑えた政党が政局の主導権を握る。」という状況は変わらない。そして、主導権を握るのが比較第1党や第2党とは言いきれない状況が生まれる可能性は大いにある。
そこまでを見据えた上で各政党の候補者擁立状況や選挙対策を見ていくと、違った意味からの興味も湧くのではないだろうか?
「次期参議院選も見据えた上での候補者擁立と選挙対策」
小沢さんの頭の中では、次の参議院選挙のことも念頭においた選挙戦略が練られているに違いないと勝手に想像する今日この頃である。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK139掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。