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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/19/kiji/K20121119004585120.html
2012年11月19日 06:00 スポニチ
民主党の安住淳幹事長代行は18日、衆院選(12月4日公示、同16日投開票)候補者の公認について「党の政策を守ると約束できなければ公認は難しい」と述べた。民主からの立候補を表明しながら、一部政策に反対を続けると語った鳩山由紀夫元首相を強くけん制した格好。小選挙区での苦戦も予想される中、公認されなければ比例復活もなくなり、鳩山氏は崖っ縁に立たされる。
安住氏は都内で記者団に「党が掲げる政策を守るとの誓約書を書いてもらう。この約束を守れないのであれば公認は難しい」と、全候補者に誓約書提出を義務づける考えを示した。
消費増税法案などをめぐり、党内融和が図れず大量の離党者を出したことを踏まえ、「厳しい批判を受けた反省の上に立って作業を続ける」と説明。「党との約束を守るのであれば、新人でも元首相でも公認する」と、鳩山元首相も例外ではないことを強調した。
引き金は、17日の鳩山氏の発言だ。地盤の北海道苫小牧市で開いた合同選対本部の発足総会で、「私は民主党員だ。民主党から立候補するのが当然だ」と強調する一方、民主党が掲げる原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加について「信念を曲げるつもりはない」と反対を貫く意向を示した。
14日には「党に残った場合、残らない場合にどうするか、結論は出ていない」と発言。離党に含みを持たせていたが、党からの立候補を強く打ち出し始めた背景には、比例北海道ブロックとの重複立候補で“保険”を残したい思惑が透けて見える。
政権交代を果たし、民主党政権初の首相に就任した功績の一方、米軍普天間基地移設問題に代表される「ブレ」や母親からの資金提供問題などで9カ月弱で辞任したマイナス面が大きく、逆風下での選挙戦を強いられるとみられる。
加えて、自民党は同じ北海道9区に、リレハンメル五輪スピードスケート銅メダリストで道議の堀井学氏を擁立する運び。知名度の高い堀井氏には相当数の票が流れるともみられている。仮にわずかの差で及ばなかった場合、無所属ならそのまま落選だが、重複立候補できれば、惜敗率の高さで復活当選が見込める。
TPP交渉参加だけでなく、消費増税法関連法案の採決でも反対するなど野田佳彦代表(首相)の下で、党の政策と常々、対立してきた鳩山氏。それで“いいとこ取り”はさせじと安住氏が“踏み絵”を用意した格好で、鳩山氏は苦しい選択を強いられそうだ。
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