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2012/11/17 19:50 かっちの言い分
そら、言わないこっちゃない。河村減税の党はとんだ恥をかかされた。石原氏は減税との約束を反故にして減税を切り捨てた。言わば、結婚の婚約会見をしたが、本命の女性からあんなブスと婚約など許せないと言われ、減税との婚約を破棄し維新と結婚するという。
一昨日は、ひな壇で石原氏らと河村氏らが合流したと確かに発表した。河村氏に至っては対等の合流と言い切った。石原氏はロゴまで作って太陽の党と発表したのに、あっさりと維新の会に合流した。合流したと言えば恰好いいが、維新の会に自分の立ち位置、政策も全て捨てて、つまり丸飲みして入れてもらったということである。野田首相が野合と言ったがこれは正しい。橋下氏も根負けした形であろう。これで、今まで維新などと格好いいことを言っていたが、今まで霞が関の改革や脱原発、反消費税などと言ったこともない石原氏を取り入れたことに、小沢代表に言わせれば維新とは呼べないと言われるだろう。しかも、石原氏が維新の会の党の代表という。橋下氏も狂ってしまったと思われる。
維新の会は、言わば橋下氏の個性で、ここまで伸びてきた会である。それが極右の石原氏を代表としたところから、この党は支持を失ってしまった。党の代表とは、その党の顔である。民主党の代表の野田氏のように、与党になれば総理大臣になる立場である。中国のことをシナと言い、尖閣諸島問題、新銀行東京、オリンピックの浪費などやりたい放題、言いたい放題の石原氏がである。よくこのような男を、マスコミが何も批判しないのか不思議でならない。記者会見では、聞かれたくない質問には、まるで馬鹿にした態度で怒鳴り付ける。こんなことを国会で行えば、直ぐに辞職に追い込まれるだろう。
こんな党にこれだけ足蹴にされた河村代表の減税日本は、まだ未練たらしく石原氏の尻を追っかけている。石原氏が維新のストーカーなら、河村氏もストーカーをストーカーするようなものでみんなの党も興ざめしただろう。今までは橋下氏と交渉すればよかったが、全ての懸案事項を石原代表と交渉しなければならない。また橋下氏のリーダーシップに惹かれて入党する候補者も話は全く違ってくる。民主党から入党した松野氏、先日民主党を離党し小沢鋭仁氏などは、どっちらけだろう。早くも分断する。
当然、今までのようにはいかない。何せ理念が異なるからだ。維新も石原というストーカーに憑りつかれ取れ、票もかなり失ったと思われる。生活などの党にとってはプラスに働く。
東京新聞の副論説主幹の長谷川氏が現代ビジネスのニュースの深層で以下の記事の中で、核心を突く分析を行っている。
『野田首相には年内解散以外の選択肢はなかった! 旗を失った民主は「流れ解散」に向かい、安倍自民は第3極と手を握るとみた!』
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34083
安倍自民が第3極と手を握る可能性
次の政権の形も大胆に予想してみる。
自民党と公明党で衆院の過半数を獲得できなければ、安倍自民党はどこと手を組むか。野田民主党か。それは11月2日付コラムで指摘したように「ノー」だ。みんなの党や日本維新の会が掲げている公務員制度改革や道州制推進は、もともと06年の安倍政権が内閣として初めて手がけた政策課題である。
そんな政策の源流を辿れば、安倍自民党が第3極と手を握るのも、また自然な流れといえる。政権の形は衆院の獲得議席次第というわけでもない。参院のねじれ状況を考えれば、安倍自民党が第3極との連携を軸に参院での多数確保をめざす可能性は十分にある、とみる。
上記は、維新と自民党は一見対局にあるように見られているが、石原氏は自民党と連携すると述べている。橋下氏が何と言おうが、松井幹事長が小泉路線の継承と言い、底流に流れているのは自民党そのものであると思われる。石原氏が維新の代表になったことで、いよいよ化けの皮が剥がれたと言っていいだろう。穿った見方であるが、結果的に石原氏が維新を乗っ取った形になり、第三極の自民党への取り込みに繋がると考えてよい。
このようになれば、また55年体制に逆戻りである。
そういう意味でも生活を中心としたオリーブの木の下での正真正銘の第三極の結集が必要である。
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