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昨日テレビで、民主党の初鹿明博議員が離党届を提出するために幹事長室を訪れた際、田中美絵子が体を張って止めようとしていたシーンが映し出されていました。田中は女の武器である涙を見せて、「辞めないで下さい」と懇願していました。何だか昼メロみたいで妙な感じでしたが、民主党は所属議員を使ってこんな猿芝居をさせているのです。
ペテン政党らしい遣り口ですが、下卑た手法にゲンナリしました。この二人が特別な関係にあると思った人も多いようですが、引き止めることができないと見るや否や田中はサッサと引き上げていますから、党の業務として行なっているのでしょう。田中美絵子は、そう勘繰られても仕方のない経歴の持ち主です。JR構内で国土交通省中部地方整備局副局長を務める55歳のキャリア官僚とキスしているところを週刊誌にすっぱ抜かれたりしていますから。ヌードで映画出演したこともあり、話題に事欠きません。
田中は風俗ライターでしたが、河村たかしの秘書などを経て衆議院議員となり、「小沢ガールズ」の一員に納まっています。しかし小沢グループの集団離党には加わらず、今度の選挙では「国民の生活が第一」の東祥三幹事長の選挙区(東京15区)から刺客として出馬します。キャリア官僚との不倫がバレて石川県連から「公認しない」と言われたからです。
ハチャメチャな人で凡そ国会議員に相応しいとは思えませんが、議員のレベルがそこまで低落している証でもあります。今度の選挙で、彼女は間違いなく落選するでしょうが…。
この田中を秘書にしていたのが河村たかし名古屋市長ですが、この人は人を見る目がないようで、石原慎太郎を信用して大恥をかかされました。太陽の党との合流話が、一夜にして覆りました。離合集散が政界の常とは言え、これは余りにも酷くお粗末な話です。
こうした連携話は話が決まってから明らかにするのが普通ですが、石原と河村の二人で勝手に合流話を決めてしまって記者会見しているのですから呆れたものです。日本維新の会との根回しができていないのに、フライングしてしまったのです。合流が難しいと見て、既成事実化を図ったのかも知れません。
河村の立場から考えれば、日本維新の会はもちろん、太陽の党とも政策が大幅に食い違っていますから、合流どころか連携すら難しい状況です。橋下や石原の背後関係を考えれば接近することすら憚かられるはずなのに、減税の看板まで下ろす決断までしてしまったのは軽率で、見識のなさを露呈しました。
政策の不一致に目を瞑って大同団結するのは、野合以外の何物でもありません。橋下はそうした批判を恐れたが故に河村の減税日本を切ったわけですが、政治手法としてはこちらの方が正しいと言わざるを得ません。今回の件で河村の神通力も通用しなくなると思いますが、それでも国政進出したいなら、政策の点で一致する「国民の生活が第一」や、亀井静香と山田正彦元農水大臣が結成を進めている新党と連携すべきでしょう。政策がバラバラである「第3極」が大同団結しても、有権者は戸惑うばかりです。
野田民主党はTPP参加を踏み絵として、反対する所属議員は公認しない方針を打ち出しています。離党の動きは加速するでしょうが、その後の身の振り方を誤らないようにして欲しいものです。どこへ身を寄せるかでその人の本質が表れます。
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