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「野田辞任、細野総理で消費増税凍結」をもくろんだ輿石の「詭道」で発狂解散した野田、今度は三宅雪子ジャンヌダルクを自分の選挙区に差し向けられ落選の危機に。さて小沢の次なる手は「呉(小沢)越(石原)同舟」か。
小沢は11月9日、豊根村での演説後、名古屋で河村市長と極秘会談、減税と石原との合併を提案、先に橋下にも同様の提案か、今月中には石原東京、橋下大阪、河村名古屋で都市圏連合を作らせオリーブの木へ参加させるという戦略。
ところで「呉越同舟」とは仲の悪い呉と越が同じ船に乗り、嵐を乗り切らざるを得なくなるという意味。小沢はいま橋下、河村を動かし石原がオリーブの木に加わらざるを得ない状況を作りつつある。かつて毛沢東が田中角栄に「けんかしなかったら仲良くなれない」と言った言葉を思い出す。
さて小沢は、石原、河村、橋下の都市圏連合、鈴木宗雄の北海道連合、社民が勝てる選挙区の生活議員を他地域へ回すなど各政党との候補者調整を本格化。選挙に向けての旗印は「小異(消費増税、脱原発)を捨て大同(オリーブの木)につく」ことで300小選挙区をすべて制覇。
そして自公民が国会から姿を消したあと、オリーブの木の中で2大政党(米国共和党流の新自由主義VS米国民主党流の社会民主主義)を作るという小沢の政界再編大戦略、いま小沢の「オリーブの木」設立に向けての準備が進む。
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