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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/17/kiji/K20121117004572430.html
2012年11月17日 06:00 スポニチ
衆院は16日の本会議で解散された。政府は臨時閣議で衆院選日程を「12月4日公示―16日投開票」と決め、各党は事実上の選挙戦に入った。3年余りの民主党政権が審判を受ける衆院選で、野田佳彦首相は比較第1党を目標に掲げるが、内閣支持率は低迷し「60議席まで激減する」との見方も。政権奪回を目指す自民党のほか「第三極」も躍進を狙い、民主党が惨敗する可能性もありそうだ。
政府は午前の閣議で衆院解散を決定。夕方の本会議で横路孝弘議長が解散詔書を読み上げると、議員が慣例の「万歳」を三唱。事実上の選挙戦が幕を開け、慌ただしく選挙区に戻る議員もいた。
その後の民主党両院議員総会で、首相は「私の決断で480人の衆院議員の皆さんが議席を離れ、バッジを外さなければいけない。万感の思いで解散の詔書に署名した」と、声を詰まらせ涙目。自民党を念頭に「脱世襲政治」を掲げて「道半ばの政策を前に進めるのか、政権交代前の後ろに戻るのか問われる選挙だ」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。最後は「畳をかきむしっても勝利しましょう!」と拳を突き上げ、結束を呼び掛けた。
衆院選は、民主党が政権を獲得した09年8月以来、約3年4カ月ぶり。12月の衆院選は1983年以来となる。
首相は会見で、衆院選の勝敗ラインを「比較第1党になるのが何より大事だ」と強調。しかし、民主党内では消費税増税やTPP交渉参加に反対し、解散表明後も離党者が相次いだ。与党は過半数の240議席を事実上割り込んでいる。
民主党は前回衆院選で308議席を獲得して圧勝したが、今月3、4両日の共同通信社の世論調査では、内閣支持率は野田政権発足以来最低の17・7%にまで下落。民主党の若手議員は「前回とはまったく逆の厳しい風を感じている」と危機感をあらわにした。
現状では、全国300小選挙区のうち約70の「空白区」も残る。小選挙区に271人を立てた前回衆院選よりも候補者数が減るのは確実な情勢で、「不戦敗」となる選挙区も出る見通しだ。
民主党関係者は、獲得議席数について「自民党は200議席前後、民主党はギリギリ80議席くらいだろう」と予測。一方、「維新の会など第三極の力は未知数。厳しく見積もると、民主党は60議席まで落ち込む可能性もある」(永田町関係者)と指摘する声も。民主党にとっては前回とは打って変わった逆風下の戦いとなり、大幅に議席数を減らすことになりそうだ。
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