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2012/11/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
これで都政の私物化ますます深刻化
東京都知事選がドッチラケの展開になってきた。民主党などが立候補を要請していた舛添要一・新党改革代表(63)が「総選挙の対応に専念する」として出馬を見送ったからだ。
衆院選に出る東国原英夫・前宮崎県知事(55)なんかはどうでもいいとして、松沢成文・前神奈川県知事(54)、宇都宮健児・日弁連前会長(65)、笹川尭・元科技担当相(77)など、既に立候補表明しているメンメンは、事前の世論調査では全然ダメだ。で、このままでは、猪瀬直樹副知事(65)が、ラクラク当選しそうなのである。
「先週末に自民党が行った情勢調査では、猪瀬が支持率40%でダントツでした。東国原は10%、宇都宮6%、松沢6%。メディアの調査でも同じ傾向です。自民党は党本部が猪瀬を推したが、都議団は難色を示していた。でも、こんな数字が出たことで、押し切られそうです」(都政記者)
猪瀬は来週中に出馬を正式表明する見通し。石原慎太郎の太陽の党、みんなの党、公明党も猪瀬を支援するという。投票日が総選挙とのダブルになったことで、各党は都知事選どころではなくなり、「もう猪瀬で決まり」という空気だ。
しかし、本当にそれでいいのか。猪瀬は石原都政の継承者だから、五輪招致や新銀行東京といった石原の“負の遺産”にスパッと見切りをつけることは絶対にできない。それどころか、都政をブン投げた石原から子飼いの特別秘書2人を「専門委員」として押し付けられても文句も言わず、黙認しているのだ。専門委員の報酬は月額33万5000円。たかり老人の公私混同で都民の税金が消えていくこんなデタラメにストップをかけられない猪瀬が新知事なんて、絶望的だ。
ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「猪瀬さんは、東電批判やエネルギーシフトは主張しているものの、脱原発ではない。八ッ場ダムについても、当初『都の需要予測はあまりに過大ではないか』と言っていたが、結局、石原氏のダム推進を見過ごした。著書の『日本国の研究』では公共事業のムダを指摘していたのに、変節です」
そもそも、石原はなぜ知事を辞めたのか。新銀行で失敗し、五輪招致がほぼ絶望になり、尖閣という“オモチャ”も国有化され、居座っても非難の的になるだけなのが分かったからだ。しかし、まったく新しい知事では旧悪をバラされてしまう。だから身内の猪瀬にすべく、突然、ブン投げ、“後継指名”で流れをつくったのである。
こういうことを政治の私物化という。猪瀬知事では、都政の私物化がますます深刻化することになる。
◇
自公が猪瀬氏支援決定 来週中に出馬表明 東国原氏は週明けに対応決断
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121116/elc12111622130034-n1.htm
2012.11.16 22:06 産経新聞
衆院選(12月4日公示、16日投開票)と同日選となった東京都知事選(11月29日告示)で、自民党の石破茂幹事長は16日、党本部で会見し、副知事の猪瀬直樹氏(65)を支援する方針を表明した。公明党も同日の持ち回り中央幹事会で猪瀬氏の支持を決めた。猪瀬氏は来週中に立候補を表明する。
石破幹事長は「公認」や「推薦」でなく、「支援」という形式を取った理由について「政党が表に出るのでなく、都民の意思で選ばれる都政であるべきだ」と述べた。猪瀬氏は記者団に「ありがたい」と述べ、会見で去就について「いつかそういう話をしたい」と語った。猪瀬氏には石原慎太郎氏が共同代表の太陽の党と、みんなの党も支援を表明している。
一方、前宮崎県知事の東(ひがし)国(こく)原(ばる)英夫氏(55)は16日、同日選への対応について「来週あたりには決断しなければいけない」と述べた。東国原氏に対しては日本維新の会側が衆院選出馬に期待感を示している。
都知事選には前神奈川県知事の松沢成(しげ)文(ふみ)氏(54)、前日弁連会長で社民、共産両党が支持する宇都宮健児氏(65)、元自民党総務会長の笹川堯(たかし)氏(77)らも出馬表明。出馬の方向だった吉田茂元首相の側近として知られる白州次郎氏の孫で文筆家の白州信哉氏(46)は出馬見送りを決めた。
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