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2012/11/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
同志を裏切り捨てる身勝手にカンカン
野田首相の解散宣言を受け、民主党は予想通りの離党ラッシュとなった。きのう(15日)だけで小沢鋭仁元環境相、初鹿明博衆院議員(東京16区)、中川治衆院議員(大阪18区)ら7人が離党を表明。
山田正彦元農相も、超党派のTPP反対集会で「TPPを阻止する勢力を結集する時が来た」と挨拶。報道陣には「離党します」と明言した。きょうの会見で離党を正式表明するとみられる。
この集会には鳩山由紀夫元首相も参加し、「覚悟を決めながら来た」と離党をにおわせた。鳩山の覚悟はアテにならないが、同志の討ち死にが分かっているのに、自分のエエカッコしいで勝手に解散を“宣言”した野田にはカンカンだ。おそらく、離党は時間の問題。「無所属でも戦う覚悟を決めた」(関係者)とみられている。
もう党内はグチャグチャだが、むしろ野田はそれを望んでいるというのである。明らかな挑発なのだ。
「間違いなく野田執行部は衆院選のマニフェストにTPP参加を書くでしょう。これまでもマニフェストにサインしなければ公認しないという規則でしたが、なぁなぁで済ませてきたのが民主党。しかし、野田首相は自分に考えが近い人だけで“純化”したいという思いがある。マニフェストで踏み絵を迫ると思います」(政治評論家・有馬晴海氏)
実際、民主党執行部周辺からは、「TPPに反対する議員には公認を与えない」とアナウンスされている。
だとすると、今度の解散は党分裂を仕掛ける謀略解散ということになるが、それが鮮明になりつつある。
政治ジャーナリストの山田厚俊氏が言う。
「純化路線を推し進める野田首相は、文句があるヤツは出て行けという態度です。自分と考えが近い仲間が60人残ればいいと考えている。選挙後の民主党は、松下政経塾を中心とする右寄りの集団に一変するでしょう」
そうして、3党合意の枠組みで自公との大連立政権を樹立するつもりなのだ。
◆自民党時代並みの密室政治が復活
「野田首相は“こんなボロボロの党は畳みますから許してください”と野党に命乞いをしたのです。解散宣言は事実上の解党宣言であり、政党政治を否定する暴挙です。民主党は“オープンな議論”を掲げて、密室政治をやめると言っていたのに、今ではわずか数人ですべてを決めている。中国共産党もビックリの独裁体制です。1年生議員だって、国民の代表には変わりないのに、『基盤が弱いヤツはいらない』『異論は認めない』と同志を平気で切り捨てる。これはもう民主主義ではありません。こうなったら、野田一派だけ残して、みんな離党し、新しく民主的な党をつくり直すべきですよ」(山田厚俊氏=前出)
こんな薄汚い党に、いつまでもしがみついている連中の気が知れない。野田のやり方がおかしいと思うなら、党を飛び出して、無所属でも堂々と戦えばいいのだ。選挙の前に民主党を消滅させなければダメである。
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