http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/774.html
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■独連邦環境・自然保護・原子炉安全省がドイツでの再生可能エネルギーの急拡大によって産業向け電力料金が下がり始めたと発表/具体的には、2011年9月時点で57.5ユーロ/MWhだった先物価格は2012年6月末時点で約48ユーロ/MWhまで約19%低下した。http://urx.nu/2tnq
http://urx.nu/2tpu (←コチラに添付画像があります)
<注記>添付画像『BMUが示した、ドイツ先物取引市場での2013年のベースロードの電力価格』は、http://urx.nu/2tnq より転載。
(関連情報)
@iidatetsunari「再エネで電気が高くなる」と雑音をがなりたてる<経団連や御用学者の声に惑わされず>、冷静に事実に学ぶことだ(日経BP11/13)「ドイツの電力料金は再生可能エネルギーの急増で低下」とドイツ政府機関などが講演http://urx.nu/2tnt #techon via Tweet Button2012.11.14 12:29只のオッサン(脱原発への急転向者)がリツイート
・・・ともかくも、再生可能エネルギーの急拡大によって価格が下がり始めた産業用電力料金と家庭用電力料金の公正な分担調整の問題が2013年秋に行われるドイツ総選挙の大きな争点の一つとなっていることもあり、その動向を監視するドイツ緑の党の役割が益々重要となっており、野田政権の『曖昧ゼロ原子力エネルギー政策』で後ろ向きな議論に終始するばかりか、遂にはフクシマ3.11の当事国であるにも拘らず原発推進へ逆戻りし始めたかに見える日本の現況(参照⇒下記*)との違いが目立ち始めた!
*フクシマ3.11前へ後ずさりする不可解ニッポン/政治崩壊で原発も社会保障も順次逆戻り、<反原発は再び人心惑わす犯罪>へ格下げ?http://urx.nu/2sS4
・・・以下は、http://urx.nu/2tnq より内容一部の転載・・・
・・・ちなみに、ドイツでの産業向け電力の価格は実績ベースでも年間1〜2%のペースで低下している(関連サイト⇒ http://urx.nu/2toZ )。
加えて、VIERTL氏は<ドイツでの再生可能エネルギーの促進策であるFeed-in Tariffs(固定価格買い取り制度)の買い取り価格>について触れ、<価格は急速に低下中で、2012年初めにグリッド・パリティを達成した。現時点では、30kW以下の規模で17.9ユーロ・セント/kWh、1MW以上の規模では12.39ユーロ・セント/kWhと十分に下がり>、<今後はいくら導入しても家庭用電力料金を上げることはない>とした。
一方、Fraunhofer ISE、およびドイツAlbert-Ludwigs University ProfessorのEicke R.Weber氏は、ベースロードの電力料金が低下している理由について「ドイツでは再生可能エネルギーでピーク電力需要をほぼカバーできるようになり、火力発電の出力を大きく負荷変動させる必要がなくなったから」と解説した。
火力発電は一定出力での運転時が発電コストが最も低いため、電力需要の変動に合わせて時間的に変動させることはコストアップ要因になる。変動分の電力需要を再生可能エネルギー、特に太陽光発電が供給するようになったことで、火力発電の発電コストが大きく低下したというのである。
「再生可能エネルギーの促進策は、ドイツのここ10年の政策の中でも最も成功したものの一つ。<電力を大量に使う産業ほどこの電力料金低下の恩恵を受ける>だろう」(Weber氏)。
ドイツでは再生可能エネルギーに従事する人が自動車産業の半分の規模に達した
またWeber氏は、ドイツでの<再生可能エネルギーに従事する人が40万人規模になった>ことに触れ、「ドイツでの自動車産業の80万人規模の1/2に達した」と述べた。
さらに、同氏は現時点の太陽光発電の発電コストは「ドイツでは13〜16ユーロ・セント/kWhで、家庭向け電力料金のほぼ1/2にまで下がっている。(ドイツ以外の)日照量の多い地域であれば10米セント/kWhを割っている」とした。
<太陽光発電の発電コストは風力発電の発電コストよりも速いスピードで低下しているため、いずれ太陽光発電と風力発電の発電コストが逆転する>という見通しも明らかにした。「2030年時点での<太陽光発電の発電コスト>は約5米セント/kWh前後で<水力発電や風力発電と並び、化石燃料や原子力発電よりずっと安い電力源>になる」(Weber氏)と訴えた。
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