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2012/11/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
注目の小沢控訴審は予想通り、高裁が1審の無罪判決を維持し、控訴棄却した。で、これまで散々、小沢を極悪人扱いしてきた連中はどう言ったか。藤村官房長官は他人事のようにこう言った。
「(小沢氏は)いま野党になられたんでしょうか。個別具体的な事件における裁判所の判断ということで、政府として何か所感を述べるということはありません」
小沢ギライの安住幹事長代行は、記者団に声をかけられると「感想は特にありませんね」と“シカト”だった。野田首相や岡田副総理に至っては、ひと言もコメントを出していない。
つくづく、フザケた連中だ。この2年間、民主党を牛耳ってきた執行部のメンメンは、何をしてきたか、胸に手を当てて考えて欲しいものだ。検察が不起訴にした事件を検察審査会が「強制起訴」すると、仲間を守るどころか、「待ってました」とばかりに“小沢排除”に動いた。「推定無罪」を無視して「党員資格停止」処分を下しただけでなく、党の規定で最長6カ月となっているところを「判決確定まで」に恣(し)意(い)的に拡大し、小沢を座敷牢に閉じ込めた。
その間、民主党はどうなったか。菅→野田と政権が代わるにつれ、“官僚主導”に逆戻り。マニフェストにない消費増税を成立させ、第2自民党になってしまった結果、国民世論の支持を完全に失ってしまったのだ。
◆野田首相以下、ひと言の「謝罪」もなし
高裁判決は、小沢本人だけでなく、元秘書の事件も含めて犯罪自体がなかったことをほのめかす内容だった。事件など最初から存在しないのに、検察と大マスコミにあおられるままに、民主党は小沢を犯罪者扱いし、揚げ句の果ては、国民からソッポを向かれることになった。今、民主党はマニフェストを達成できなかったことを“お詫び”しているが、だったら小沢にも詫びるべきだろう。
政治評論家の本澤二郎氏はこう言った。
「民主党執行部は『小沢潰し』の後、政権の体をなさなくなった。政策は霞が関と米国の言いなりで、どんどん国民の期待を裏切った。こんなバカげた政権はありませんよ」
輿石幹事長はきのう(12日)の会見で、自分だけは小沢の処分に反対していたことを強調した上で、「お互いに助け合い、支え合うというのが民主党の結党の理念。これから新たな出発の気持ちでおります」とか言っていたが、いまさら遅い。
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