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2012/11/12 21:41 かっちの言い分
一審を支持し、無罪を判断した小川正持裁判長には敬意を払いたい。司法は正しい判断をしてくれたと救われる。
今日は会社の外出で公判の結果は自宅からメールで知らせてもらった。内心、メールを開くときは何があってもおかしくはないと思っていた。それほど、小沢氏抹殺の勢力の意志を感じてきたからである。それが「無罪」という文字が飛び込んできて安心した。しかし、まだ安心は出来ない。控訴という手段が残っているからだ。それだけ、小沢氏を政治的に拘束しようとする勢力は強いからである。
指定弁護士は、有罪に出来なかったことに「残念、責任を感じる」、「上告については「判決を検討してから。まだ結論は出てない」と述べている。この大室俊三弁護士らは、「誰に責任を感じる」のであろうか?この言葉に象徴されるように、小沢氏を抹殺、足かせをしてほしい勢力の代理人として、その期待に応えることが出来なかったという意味で「責任を感じる」と思っているのであろう。
この小沢氏の陸山会事件が、東京地検特捜部の暴走、検察の検察審査会への不正誘導、最高裁判所事務総局の陰謀ということは、これら指定弁護士もわかっていたはずである。なぜなら、これだけネットで騒いで、この事件の黒幕、不正手続きなどが明らかになっているので、自分達で調べなくても自然と耳に入ってくるものだからである。
弘中主任弁護士は、指定弁護士がこれ以上控訴をしないように期待すると述べている。普通なら大々的に勝利宣言をするはずであるが、相手を刺激しないようにしている。控訴は憲法に抵触する理由でないと受理されないとされているが、小沢氏を裁判に張り付けておくために「不受理」を知っていながら、また最高裁に提出しかねない。なぜなら控訴すれば、また最高裁で受理するか不受理にするかで時間が掛り、言わば無罪が確定しないからだ。それほど反小沢の勢力が強いと思っている。
それにしてもマスコミの罪は大きい。今回の一連の検察審査会の不正、検察不正の片棒を担いだのはマスコミである。TBSは石川元秘書が全日空ホテルの喫茶店で5000万円を受け取った動画まで作って国民に報道した。連日小沢報道を行い、一審無罪の時も元地検特捜部の検事をコメンテーターにして、これは二審に控訴すべきだと言わせた。そのマスコミは、二審が指定弁護士の証拠申請を悉く不採用にし、無罪の可能性が強くなってから急に報道価値が無くなったように報道もなおざりである。全く許されないことである。
自民党の安倍総裁は「国民は無罪と無実は別と思っている」と述べ、公明党の山口代表も「裁判所の判断は尊重する。しかし、この問題でのもろもろの課題について、小沢氏の説明責任は残っている」と語ったという。石破幹事長は講演で「小沢さんが登場し、いろいろな流れを止めてしまうということも、断ち切らねばならない」と言ったそうである。 どうしようもない党である。自分達の党の中にも完全に政治資金違反をやっている議員たちがたくさんいることを棚に上げて、何を言いやがると言いたい。
天に唾する者は、いずれ我が身に降りかかってくることを覚悟した方がいい。冤罪に加担した者たちに天罰を!だ。
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