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大きな歴史的な転換のうねりが私たちの足元に押し寄せつつある。
今、「再稼働中止」を叫ぶ国民の願いは、これまでの「左翼」(革新)「右翼」(保守)の対立図式を超える緊急暫定政府を日本の国会に生み出そうとしている。
千葉4区から衆議院選挙に立候補を予定している藤島武久さんは、東京5区の無所属立候補予定者と共に生活・社民・共産の各政党を回って昨日の要請文書(草案)を元に肉付けした要請文を手渡す活動を予定している。今日の朝、藤島さんは電話でこう語っている。
「300小選挙区のすべてで”脱原発”統一候補を立てるための候補者調整を行うように各政党に働きかけたい。この調整が成功すれば、共産党の候補者を小沢一郎さんが応援したり、生活の候補者を志位和夫さんが応援したり、同じ無所属の候補者を福島瑞穂さんと河村たかしさんが応援したりすることが可能になる。これまでのいきさつを捨てて、国民の生命と生活を守るための大きな共同を日本のすみずみまで広げていくために、これからの活動を進めていきたい」
昨日の11・11国会包囲行動では東京都知事に最初の脱原発統一候補として立候補を表明した宇都宮健児氏が、「東京から脱原発を目指すために立候補を決めた。2度と原発事故を起こしてはならない」という力強いスピーチを行っている。
藤島さんも、「これまでのいきさつや感情的なもつれを捨てて、脱原発統一候補に声援を送りたい」と語っている。それぞれの政党や政治家にも、人間が行う行動である以上、誤りを犯すことを避けられない。だが過去の間違いを責め立てているだけでは、その先の共同を切り開く展望を開くことができないのである。
小沢さんや生活党を悪く言う人々もいるし、社民党・共産党を批判する人々も少なくない。しかし、この3党が「脱原発」で一致して統一候補を立てようとする動きに反対する人は多いだろうか?そして、藤島さんと私が、その選挙協力を実現するために活動することを非難する人々がいるだろうか?
これからの私たちの活動と3党の動きについては、街カフェTVとふるやの森で紹介していく予定なので参照いただきたい。
2012年 11月12日 脱原発国民連合 古谷 茂
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